八ヶ岳 赤岳主稜 ジョウゴ沢

日時:1月5日―7日
参加者:河合 奥村

 4日、大津SAで合流、八ヶ岳へ向かう。途中、中央自動車道で通行止め
区間があり、到着時間が大幅に遅れる。美濃戸口の駐車場にて一泊。
 5日、赤岳鉱泉にテント設置後、ジョウゴ沢F1にてアイスクライミング。
新調した道具が氷にマッチし、面白い程バイルが氷に入る。
 6日、赤岳主稜。出発が遅かった。日が出る迄に赤岳主稜に取りつくべき
だった。7時出発。午前中一杯ガスっていた事もあり取りつき場所を探すの
に時間を費やす。10時取りつき。雪が非常に少なく資料に雪稜とあった場
所にも岩稜帯になっていて、そこでてこずった。パーティも僕達を含めて2
パーティのみ、トレースも期待できなかった。
 確保地点もないに等しく、露出した岩にテープを巻きつけたり、ピッケル
を雪に突き刺して肩がらみの確保等、生きた心地がしなかった。このルートの
核心は取りつきのチムニ−、確保支点のないラストの1ピッチ。
 終了5時。ケガのないのが不思議な位である。
7日、前日は頂上小屋で一泊。昼から二つ玉低気圧の影響で天候が悪化すると
の事なので、岩尊稜は中止。硫黄岳迄縦走後、ジョウゴ沢でアイスクライミン
グ。下山。

 練習不足の一言につきる。息が合っていなかった事も多く、もっと練習が必
要である。