剣三の窓尾根登攀

日時53日―6

ルート 黒部ダムー内蔵助平―剣沢二股―三の窓尾根―三の窓―本峰―剣沢―室堂

参加者 L:北口 SL・食料:杉田 気象・会計:高松 渉外・記録:三谷 

装備・医療:大石 装備:山本

 

2年前の初級冬山教室の受講生4名が順調にクライミングの総合的力を付けてきたので、初級から中級への橋渡しとして今回の山行を計画した。

当初は剣沢2俣から北俣に沿って池の平方面に詰めていく計画であったが、北俣の雪の状態が悪く、ブロック雪崩に遭う危険性が大きいため、ルートを三の窓尾根に変更した。ルートは沢を取るよりもやはり尾根に求める方が変化に富み登攀を楽しめる。この選択が功を奏し、又天候にも非常に恵まれ、快適な雪稜登攀が楽しめた。急峻な雪稜やナイフエッジのトラバースなどバラエティーに富んだ雪稜で、初級から中級への橋渡しに格好のコースを得ることが出来た。また2日から3日にかけて降った新雪の表層雪崩が頻繁に観察でき雪を読む目も養われたと思われる。

三の窓から本峰へは雪の付き方が良すぎて、無雪期より簡単な尾根になっていた。

 

記録

3日:黒部ダム07:20―内蔵助平08:20―ハシゴ谷乗越12:00―二股12:40―三の窓尾根取り付き13:00

 

4日:三の窓尾根取り付き06:00―標高2300付近11:40―三の窓13:10

 

5日:三の窓6:00―剣山頂8:20―平蔵谷出会い10:00(平蔵を下降)―剣沢出会い10:45

   ―剣沢テント場12:45

 

6日:テン場6:15―室堂8:55

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