北海道大雪山旭岳―トムラウシ山縦走山行報告

                             2003年7月15日
黒田

所要コースタイム                           

7月7日 晴のち曇 

旭岳ロープウェイ山頂駅出発6:00−6:15姿見の池6:30−7:25七合目7:30−8:00旭岳頂上8:10−9:10間宮岳9:20−10:05北海岳10:15−11:15白雲岳分岐−11:40白雲岳11:50−12:35白雲岳避難小屋到着      所要時間6時間35分 ( 歩行5時間35分 休息1時間 ) 昭文社地図コースタイム7時間30分

7月8日 快晴

白雲岳避難小屋出発5:30−6:10高根ヶ原分岐−6:40平ヶ岳6:45−7:30忠別沼7:45−8:30忠別岳8:45

−9:35忠別岳避難小屋分岐−10:20五色岳10:50−11:40化雲岳分岐11:50−12:05化雲岳12:10−12:50

ヒサゴ沼避難小屋分岐−13:15ヒサゴ沼避難小屋到着

所要時間7時間45分 ( 歩行6時間25分 休息1時間20分 ) 昭文社地図コースタイム8時間10分

7月9日 晴のち曇

ヒサゴ沼避難小屋出発5:30−6:30天沼6:35−7:35北沼7:40−8:15トムラウシ山8:55−9:15南沼9:25

−9:55前トム平10:00−10:40コマドリ沢10:45−11:35カムイ天上−12:00温泉コース分岐12:10−

13:10トムラウシ温泉東大雪荘到着

所要時間7時間40分 ( 歩行6時間20分 休息1時間20分 ) 昭文社地図コースタイム8時間10分

メンバー 江本 ( CL 会計 記録 ) 黒田 ( SL 装備 食料 ) 以上2名

山行中は晴天に恵まれ(下山後雨となる) 北海道大雪山の山域山懐の大きさ、雄大さに感激しました

曇るとガスの中でホワイトアウト状態ルートファイッデングがかなり大変だそうです

7月上旬で高山植物豊富 本州の山の数倍の群落である 旭岳−黒岳以外は人も少なく 行程真ん

中付近ゆっくり?山行出来ましたが 江本さん特急 黒田急行でコースタイム参考にしないで下さいよ

トムラウシ山は人気のある山で往復10時間かかるが南側の登山口より日帰りハイカー多いようです

我々は3日間共3時起床5時30分出発 朝早く出発出来て目的地に昼過ぎに着きゆっくりしました

垂水労山の5人連れと同ルートをたどったが 我々が1〜2時間先行していたようでした 若さです

ヒザゴ沼で73才の高齢登山者にお会いしました 小生53才なので20年後同じように登山出来るかな

トムラウシ山から南のトムラウシ川支流の沢道はもろに川の中を行く部分があり昨年台風に後の大雨

で女の人が流されたそうです

NHK旭川の特集番組をやっていましたが 大雪山への登山者の急増10年前は年間4〜500万人

今7〜800万人、登山道の拡大やトイレの問題ゴミ増加対策費用増大 白雲やヒサゴ沼のトイレは

一部ゴミ溜みたいにペットボトルやゴミが散乱 携帯用トイレ配布 携帯トイレ使用ブースの存在を

知りました 私たちはもちろんトイレの紙や自分達のゴミをすべて持ち帰りました

トムラウシ温泉の国民宿舎東大雪荘は設備も食事もよくて人気があり2〜3ヶ月前に予約必要です

舞鶴−小樽のフェリ−2004年7月高速化し 現在28時間所要が20時間となる予定です

旭岳白樺荘は露天風呂付きのユースホステル 低料金で食事も部屋やロケーションもよくお勧めです

トムラウシ側の新得町は信州産地より大量のソバの産地 1日の寒暖差大きくおいしいソバが取れる

大雪山黒岳旭岳からトムラウシ山への大雪山縦走は雄大ですが1日7〜8時間実動歩行必要ですの

で健脚の人も20kgの荷物を背負い十分にボッカ等トレーニングをつんでから山に入ることを勧めます

登山道のすぐ横がお花畑なので高山植物を踏まないよう 花畑の中に入らないよう気を付けて下さい

トムラウシ山の北側北沼で環境庁のパトロール員の方が調度 登山道の幅を計られていましたがまた

幅が広がっている様でした 環境には気を配りたいものです

夏休みに入り7月20日からはもっと登山者が増えるようです 最近は中高年と言うより高齢者の

登山者のグループをよく見かけます それだけ登山ブームなのでしょうか?

北海道の山は高くないけど(最高峰旭岳2290m)山懐は雄大で大雪山国立公園の広さは神奈川県全体

の広さとほぼ同じです 高山植物も豊富で7月8月は絶好の登山シーズンと思われます