新潟県・頸城地方

 雨飾山(1963m)・火打山(2461m)

                  

◆【山行日時】03.07.20(夜)〜22 

◆【メンバー】南山(ス)、黒田、南山(ヨ) 

◆ 【コース・タイム】

  7/20 19:00神戸発 糸魚川経由

  7/21 2:00雨飾山キャンプ場着 仮眠

キャンプ場発(6:40)=1時間30分=荒管沢=1時間20分=笹平=30分=

     雨飾山頂上=1時間10分=荒管沢=1時間20分=キャンプ場着(13:00)

     ⇒鎌池ブナ林亭(食事)⇒野天風呂(入浴)⇒笹ヶ峰(16:00)

                     ☆行動時間6時間20分(休憩時間含む)

  7/22 笹ヶ峰発(5:00)=50分=黒沢橋=1時間30分=富士見平=55分=高谷池ヒュッテ

     =15分=天狗ノ庭=45分=雷鳥平=45分=火打山頂上=45分=天狗ノ庭

     =20分=高谷池ヒュッテ=50分=富士見平=1時間10分=黒沢橋=45分=笹ヶ峰

     (14:10)⇒妙高温泉(入浴)⇒神戸(22:00)                           

                     ☆行動時間9時間10分(休憩時間含む)

◆ 【走行距離】 1,135km

◆ 【詳細】

 19年前の春に妙高山〜雨飾山の縦走をしたが、その時の記憶がまったく無く写真すら無い。

あるのは計画書と行動記録だけである。それならと今回改めて登り直すことにした。

同行者を募ったら黒田さんが参加してくれる。集合場所に行くと、体格のすばらしさに似合う荷物の量にびっくり、車の荷物入れ半分が埋まってしまった・・・・・。

7/21 雨飾山 

 天候のせいもあってか広い駐車場には5〜6台の車、意外と登山者が少ないようだ。3人共傘をさして休憩舎の裏から登山道に入る。木道の湿地帯を過ぎるとブナ林の急登が続く。荒管沢で水を入れるつもりでいたが、着いて驚いた。何と沢が雪渓で完璧に埋まっている。黒田さんに水を分けていただき助かる。天気が良ければピークの岩場が望めるのだが、ガスっていてまったく望めない。雪渓をトラバースして、再び支尾根の急登を登りきり、笹平に出る頃にはしだいに視界が良くなり間近に山頂がよく見えるようになる。なだらかな笹平には多くの花が咲いていた。山頂からの展望は望めなかったが、雨が降っていなかったのが幸い。ここでハプニング、山頂の証である標識を黒田さんが誤って倒してしまった。これが無いと山頂の雰囲気がでない、あわてて元に戻す。下山を始める頃再び雨となる。山なれしている黒田さんはホイホイ下って行く。 こちらは妻のペースに合わせてのんびり下山。 

展望がなかったのが残念だが、多くの花に出会え、登りごたえのある素晴らしい山でした。

 鎌池のブナ林亭で食事後、野天風呂に入る。林の中にわずかな脱衣場があるだけの露天風呂で、入浴料はいくらでもよい。私は10円で入浴。 笹ヶ峰への妙高小谷林道は大部分が未舗装で、ノーマル車にはちょっときつい。落石の恐れもある。1時間ほど走り笹ヶ峰に着く。登山口の駐車場にテント設営。黒田さんのビール、私の焼酎で駐車場でのミニ宴会となる。急速に天気が回復して、夜中には満天の星空となる。

7/22 火打山

 3時起きの5時発。黒沢橋までは木道で歩きやすい。12曲がりの急登は、昨日の雨でぬかるんでいて歩きにくい。先行する地元中学生の団体をやっとのおもいで追い抜く。富士見平からは急な登りも無く、山頂に雲がかかった焼山、火打山が見えてくるようになる。高谷池ヒュッテを過ぎ高谷池から天狗ノ庭までの湿地帯には多くの花を見ることができた。特にハクサンコザクラの群生は素晴らしい。高山植物の咲き誇る稜線を登り、火打山頂上に出る。雲に覆われた山頂からの展望なし。下山中は登ってくる多くの登山者にすれちがう、やはり人気の山である。火打山も急登・湿地帯・高山植物・雪渓と変化があり、 登りごたえのある素晴らしい山でした。百名山というのも納得できる。

紅葉の時期に又訪れてみたい。