お月見ハイク報告
H15年9月14日(日)〜15(月)
記:川田
〔一日目〕
二度目の山行で初めての泊まりということで、緊張感を感じつつ、自宅から最寄
り駅までの道を歩きながら、寝袋と一泊の装備の重さにちょっと不安を感じて電
車に乗りました。午後1時、JR元町駅で集合して歩き始めてからも、どうも不慣
れな荷物の重さとアンバランスな感じがあったのですが、こんなものかな、と思
い、とりあえず歩いていました。
途中、ひと休みしながら、どうもザックがおかしい、と寝袋のパッキングの仕方
を教えていただいて、荷物をパッキングしなおして歩いてみると、全く歩きやす
さが違うのに驚きました。ザックについては直前までどんなものを購入しようか
思案していたので、結局前日にザックを購入して、ばたばたと荷物を詰め込んで
出てきたのでした。修法ガ原について、テント設営、食事の準備等、やってみて
とても新鮮でした。お月見だんごを粉から作ったり、ご飯を炊いたり、作ってお
いていただいたおでんとビールで夕食をとり、お月見をしながら、遅くまでさま
ざまな山行のお話を聞かせていただきました。
山の中、ランタンの灯で野外のベンチに座ってお話をするのがとても楽しく、つ
い時間を忘れておしゃべりで夜更かししてしまいました。
〔二日目〕
夜は初めてのテント泊、慣れない寝袋で、きっと眠れないだろう、と思っていた
のですが、思っていたよりは眠れていたようで、朝は意外とすんなり目覚めまし
た。朝はバーナーでパンを焼いたり、コーヒーをたてたり、サラダやおにぎりを
作ったり・・山での食事はやはり大きな楽しみのひとつ、大切なことなんだと感
じました。
食後は撤収と荷物の片付け。もともと動作が早いほうではない私は、旅行などに
行くと、人より準備が遅くなってしまうので、そのことが気にかかっていまし
た。テントのたたみかた、寝袋のしまい方等、ちょっとしたコツで早く片付けら
れるのだと教えていただきました。
修法ガ原を出て菊水山への道は階段が多く、慣れない荷物の重さもあり、かなり
膝に負担がかかり、足が思ったように動かず、ついていくのがやっと、という状
態でした。もっとトレーニングをしなければ・・と実感しました。山を降りて湊
山温泉に立ち寄り、汗を流して湊川公園近くまで歩き、お茶を飲んで休憩し、雪
山のこと、沢のこと、RCのこと、いろんなお話を聞きながら、山に対する心構え
を色々考えた一日となりました。
どうもありがとうございました。