樹氷が素晴らしい雪上ハイク

奥美濃の縦走が林道歩きでの敗退となるが休暇はまだ2日残っている。きゅうきょ山行を企画する事にした。鳥取との県境にある扇ノ山に向け9日夜車で発つ。扇ノ山の南側姫路からの入山とする。10日は昨日までの天候とうってかわり晴天である。ここでも5km程の林道歩きがあるが新雪の量は能郷の比ではない。適当な尾根を探し取り付く。

1150mほどの高度からブナ林が続く。ブナが樹氷をつけ真っ白な枝をしならす。その樹氷の間から濃紺の空が顔を出す。真っ白な雪面の上にブナの黒い影がくっきりと浮かび上がる。久しぶりに見るシンプルな雪山の美しさである。

今回も我々4名だけの静かな山行となった。

記録  

2004、2/9〜2/11

メンバー:北口(CL)・三谷・坊垣・杉田

2/9

5:30 神戸発(車)

9:00過ぎ 姫路集落着

2/10  快晴

7:05 姫路集落発。私都(きさいち)川沿いの林道を行く。積雪30〜40cmくらいあるが、しまっていて歩きやすい。

9:45 林道をはずれ沢沿いを上がるが、又林道に上がる。

10:45 夏道と同じ尾根へ取り付く。

12:10 1150m付近。尾根上がブナの林になる。これ以降ずっとブナの尾根が続く。樹氷と青空のコントラストが美しい。

13:10 頂上着

 頂上避難小屋は新しくログハウス風2階建て強化ガラスの広い窓ありで、まるで別荘にいるみたいで快適だった。

2/10 晴れ

8:30 頂上小屋発。来た道を下る。 

9:30 林道に出る。

11:15 姫路集落着

 

温泉を見つけてはいるが、ビールがなくてがっくり。

このルートは、雪がしまっていて天候がよければ前夜発日帰り可能。今回このルートから他の入山者はいなく、頂上にも誰もいなかった為、ゆったりと静かな山行ができた。