氷ノ山流れ尾根

メンバー L:大石、高松、杉田                                               

1. 山域   兵庫 氷ノ山                                                       

2. 行動記録 ( 交通手段: 車 )

  ・第1日目 H16年2月19日(金)

20:30 事務所集合 装備を車に詰め込む

20:45 出発 

 23:15 福定駐車場着 テントと車に別れ就寝。満点の星。

・第2日目 H16年2月20日(土)

 5:30 起床

 7:15 出発 国際ゲレンデリフト乗り場駐車場からすぐの橋を渡り、P806を通る尾根にとり付く。トレースは見当たらず膝ラッセル。

 8:10 スキー場にのびる林道に突き当たる。小休止、服装の調整をする。

 8:35 P806 通過

 9:05 標高約900m地点 小休止

 9:55 リフト最終下り場着 標高1050m リフトの係員からリフトで上がってきた登山者がすでに登って行ったと聞かされる。そこから、南に折れる尾根にとり付く。残念なことに、しっかりトレースがついている。

 10:25 標高1140mくらいから流れ尾根に入る。薄雲が広がりつつある。予報よりも早く下り坂なのか。気温が高く、暑さに弱いT氏は、元気が無い。

 11:05 標高1260m地点 T氏お腹がすいたと、小休止。

        途中、急な斜面で雪が少ないために岩や地肌が露出し、一度溶けた雪が凍ったところがあったが、アイゼンは付けずに進めた。

11:40 標高1360m地点 ぶん回しを山スキーで登った中村さんより、これから東尾根を降りると携帯に連絡が入る。

12:05 山頂着 薄雲は広がっているが、きれいな青空で風も無く気持ちいい。写真撮影などして、雪山のきれいな景色をゆっくり楽しむ。(雪面は黄砂の影響で黄色く色付いてしまっているが・・)

 12:40 神大ヒュッテ着 黒田、江本Pは山頂へ出発するところだった。北口さんと、矢崎さん(神戸大学山岳会所属)が薪ストーブを焚き付けてくれていた。荷物を整理し、小屋内でゆっくりする。

 14:00 黒田、江本Pが戻ってくる。薪ストーブを囲んで、酒宴となる。

16:00 各パーティー食事の準備をはじめる。それぞれのパーティーで出来上がった食事をみんなで分け合い頂く。

19:00~22:00 それぞれのリズムで各自適当に眠りに付く。 

・第3日目 H16年2月22日(日)

  8:10 神大ヒュッテ発

  8:40 流れ尾根着 北口さんの雪上確保訓練受講する。

  12:10 この日、東尾根を登ってきた尾崎Pと合流する。

  12:20 全員集合し、流れ尾根を下山することに。総勢16名。初心者がいるため、斜面が急な所や氷化した所は積極的にザイルを出す事とする。

  14:30 福定着

  15:00 荷物の整理をし、帰路へつく。

3.  山行中の問題点、反省点、その他

・ 麓からリフトを使わず流れ尾根に取り付くコースをとったが、最終リフトまではトレースが無く、地図と磁石で確認しながら進み、リーダー初心者としてそれなりに緊張感を持てた。しかし、トレースが出てきてからは楽しさも半減してしまった。また、流れ尾根の遭難事故からだと思うが、木々に赤いペンキで幾つも矢印やら×印がついていて進む道が決められてしまっていた。

・ 雪上確保技術訓練では、支点の取り方、支点の回収の仕方など、今まで知らなかったことを実際雪上で体験してとても勉強になった。頭の中だけでなく、実際にやってみて経験しておくこととが大切だと思う。デッドマンの使用法などは、私自身全く思い違いをしていた。今回、確認できて良かった。

4.下山連絡(留守宅本部) 河合良三宅 H16年2月22日14時半連絡済み

              報告者 大石貴子・H16年3月1日