縦走はやっぱり楽しい!! 鹿島槍と剣をずーっと眺めて

日程:2004年8月24日〜27日

ルート:爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳縦走

参加者:西

記=西

行動記録

8/24(火) 21:50 難波OCAT発 さわやか信州号 白馬行き

8/25(水) (天候) 晴れ・曇り  歩行時間6H

5:30扇沢着=6:10扇沢(標高1,400m)発=>柏原新道登山口(6:26)

7:46 ケルン着=>10:15 種池山荘着=>(大休止30分)=>

11:30爺ヶ岳南峰着=>爺ヶ岳中峰着(1時間ほどガスが上がるのを待つが断念)=>13:47冷池山荘着

8/26(木) (天候) 晴れ曇り  歩行時間9H

5:00 冷池山荘発=>6:17布引山着=6:35発=>6:26南峰着=>

8:11鹿島槍北峰着=>9:20キレット小屋着=9:50発=>

11:00北尾根の頭着=11:30発=>14:00五竜岳着=五竜岳14:50発=>15:30五竜岳山荘着

8/27(金)(天候) 晴れ曇り  歩行時間 5H

5:00 白岳に登り日の出を眺める

6:30  五竜岳山荘発=>8:30唐松山荘着=>8:50唐松岳=9:20発

9:50唐松山荘 発 =>10:36丸山ケルン着=>12:00八方池山荘着

ゴンドラ=>八方着12:45=>バス停着13:00=>第1郷の湯(30分)

13:50 白馬八方駅発=>22:00大阪駅着

 5月に行った唐松・五竜岳縦走。遠見尾根から見上げた鹿島槍ヶ岳の双耳峰、その夏の姿が見たくて。そして鹿島槍・五竜間のルートを歩きたいと思い今回の山行を企画した。さわやか信州号で難波から扇沢へ。柏原新道から鹿島槍ヶ岳を目指す。柏原新道は、とても歩きやすかった。樹林帯の中を歩きはするが、その隙間から景色が見渡せた。明るい優しい新道だった。平日とあって4.5人の下山者とすれ違ったくらいでほとんど誰にも出会わなかった.。

ひたすら下を向いて歩いていると突然視界が開け、目の前に種池山荘が現れた時はうれしかった。

緑の草原の中に静かに建っている赤い屋根の山荘はとても印象的だった。

ここまでくれば後は、それほどの登りはない。種池を見てから爺ヶ岳へと続くなだらかな道を進む。爺ヶ岳南峰・中峰ともにガスがかかり1時間ほど待つが残念ながら景色は現れてくれなかった。

冷池山荘に到着した時も鹿島槍ヶ岳はその峰を見せてはくれなかった。

小屋の宿泊手続きをし、部屋へ。今年7月に改装オープンした小屋はとてもきれいだった。単独の私にロフトのような部分を1人で使わせてくれた。この日の宿泊者は30人ほど。単独の人も何人かいてとてもアットホームな雰囲気で話が弾んだ。自炊は私一人で自炊場もあり、ストーブをつけてくれた。水は宿泊者には1Lのみ無料で分けてくれる。

夕方になって、やっとガスが消え始めた。空が少し赤く染まり、鹿島槍ヶ岳も姿をあらわした。雨飾山などもくっきりと少し赤く染まった雲海の上に見えた。きれいだ。

明日は9時間のロングコース。五竜岳から来た登山グループにルート状況を確認する。

翌日、約1Lの水と昨日の夕食の残りで作ったおにぎりをもって出発。ゆっくり構えていてはいけないのだが…・。朝の風景に思わず足がとまりカメラタイムになってしまった。

朝日が昇るにつれ峰々に陽がさしていく。明るい緑に輝く鹿島槍ヶ岳の双耳峰を眺め、春、唐松岳からみたものとはちょっと違う剣岳を眺め、朝の風景を存分に楽しんだ。遠くに槍ヶ岳の穂先も見えた。

山荘を少し登ったところにあるテント場付近からの眺めは良かった。夏山修了山行のメンバーはここにテントを張ったんだ…と眺める。

鹿島槍ヶ岳南峰で冷池山荘の宿泊者たちとこの風景に出会えた事を喜んだ。

北峰は、五竜岳に向かう分岐から更に登ることになるので私以外に行く人はなかった。キレット小屋までは、鎖や梯子はあるがそれほど危険個所はなく、お天気も良かったのですんなり行けた。のんびり来たわりに計画通りの時間にキレット小屋に到着したことに気を良くし、またしてもここで大休止をしてしまう。

景色のいい北尾根ノ頭で一休み。振り返ると歩いてきた尾根が見えた。富山側はきれいだが、長野側はガスで何も見えない。ここでデジカメの電池がきれてしまった。(ショック!)

G5 ・G4では足がかなり疲れてきた事もあり、「3点確保」を頭の中で呪文のように唱え歩いた。最後の五竜岳への登りはつらかった。登りきったらガスがかかっていた。

ここから五竜岳山荘までは40分。雨は降りそうにないと思うやここでも1時間ほどガスが晴れるのを待った。そして剣岳が姿をあらわした。

五竜岳山荘で宿泊手続きをする。自炊場は水・洗い場もあり充実していた。ここでも自炊は私一人だった。12人??部屋を4人で使用。同室の1人に「デジカメの充電池はスペアを持ってこないと!」と言われ、もう1人には取りあえず「写るんです」を買うように勧められた。明日の天気予報は曇り・霧。

4時頃起きると星が見えた。急いで星空を見に外にでる。東側は雲がかかっていたが西側の星はきれいに見えた。そして流れ星を見た。

5時頃出かける準備をして「写るんです」(2000円もした)を買い、白岳で朝日を待った。

朝日が峰々にさし、影を落としていく…朝の風景はなんとも言えずいい。小さくなった鹿島槍ヶ岳と、どっしり大きくなった五竜岳、そしてこれから向かう唐松岳、雲海とその奥に見える山々…。

ここで、10数年コマクサの種を蒔いている方に会い、コマクサの話とまだ咲いているコマクサがあるという事で案内していただいた。初めて見るコマクサは写真よりずっと可憐だった。

五竜・唐松間は岩稜もあり、楽しかった。

初めて唐松岳頂上からの風景を見た。剣岳や鹿島槍ヶ岳はかなり小さくなったが、くっきり見ることができた。そして鹿島槍ヶ岳から遠くに見えた白馬岳はガスが少しかかっていたが、かなり大きくその姿を現した。

唐松岳から白馬岳に続く尾根を見ながら、この尾根をいつか歩いてみたいと思った。

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