山行報告書
神戸勤労者山岳会
1参加者 小池
2山域・ルート 北アルプス 立山
3交通手段 車 バス
4行動記録
入山日 2006年 04月 16日
下山日 2006年 04月 18日
第1日 明石(19:00)〜立山駅前(1:30) 車中泊
第2日 立山駅(7:00)〜アルペンルート〜室堂(9:30)〜室堂山荘(10:00)〜一ノ越(12:00)〜雄山直下2800m付近(13:00)〜一ノ越(13:30)〜室堂山荘(泊)
第3日 室堂山荘(7:30)〜雷鳥沢〜剣御前小舎(11:30)〜雷鳥平(12:30)〜室堂山荘〜室堂(14:00)〜アルペンルート〜立山駅(15:30)〜明石(21:00)
5山行中の問題点・事故に繋がる要因
(a)予定のルートで行動出来たか 予定ルートをはずれた場合はその理由
予定では雄山頂上ピストンであったが、頂上直下までの行動となった。
一の越まではワカンを装着して登高した。一の越山荘からアイゼンを装着して登高したが、雪面は硬く、アイゼン、ピッケルはほとんど突き刺さらない。2800m付近で岩&雪のミックス壁に突き当たる。別ルートは急斜面のトラバースとなる。
頂上は手に届きそうな距離であるが、強風と雪面のクラスト状態などの条件を加味すると、これ以上単独で行動するのは困難と判断し、撤退した。下山時に振り返ると後続パーティーも同地点で撤退していた。
(b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
特記事項なし。
(c)パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
特記事項なし。
6その他
・雪山撮影を主目的とし、条件が良いときに限りピークハントするという内容で立山行きを計画した。
・今年の雪の大谷の高さは19mで、例年の倍近い積雪量であるそうだ。前日に新雪が40センチ程度積もったようで歩き難かった。また、アルペンルートの開通日ということもあり、当日まで雄山入山者はいないとのこと。
・当日、登山者は殆どおらず、山スキー屋とカメラマンが多かった。
・黄砂の影響で雪面は白と黄色の斑模様となっていた。行動中、真っ白の冬羽ライチョウのペアと至近距離で出会うことができた。労山入会時からの念願を叶えることができたこともあり、結果的に満足度の高い山行となった。
以上
報告者 小池