山行報告書

神戸勤労者山岳会

 

1参加者   大川 、井谷、小池、寺村、高岡

 

2山域・ルート  新穂高→西穂→奥穂→白出沢→新穂高(ラウンド)

 

3交通手段  車 

 

4行動記録

 入山日2006年8月11日  下山日2006年8月13日

第1日  13:30 新穂高 → 15:00 西穂山荘 (テント泊)

 

 第2日  5:10西穂山荘 → 7:10 西穂山頂→12:10 奥穂山頂 → 12:45 穂高山荘

(小屋泊)

 第3日  5:15 穂高山荘 → 8:15 白出沢出合 → 9:30 新穂高

 

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由 

 予定通り行動できず。

 8/12(2日目)11:30 ジャンダルム付近から雷鳴が聞こえ、12:00奥穂山頂付近から雷雨。霰

 混じりの雨の中、小屋到着を急ぐためレインウェアー着るタイミングが遅れたため、穂高山荘到着後

寒さの等影響で体調不良者が出た(体調は1時間程度で回復)。ただ安全を考え、3日目

予定の大キレットは中止し、下山することとした。

 

c事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

  なし。

dパーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

・     夏山での雷については事前に警戒し、早朝に出発、ペースも早めに進めたが、考えていたより天候の変化が早く、いざ発生すると、雷に対する恐怖心も大きいものであった。

・     小屋が近いとは言え、雷雨が始まった時点ですぐにレインウェアーを着るべきであった。

その他ルートに関する情報・気がついた事など

・     西穂〜奥穂ルートは天候により難易度が大きく変わると思われる。

・     今年の積雪は異常に多く、白出沢には雪渓が多く残っており、アイゼンなしで、軽登山靴での下山には大変苦労した。

・     当初計画は達成出来なかったが、西穂〜奥穂は完走でき、目標はほぼ達成できたと思います。

・     今回の経験を北鎌尾根に活かしたい。

報告者氏名 大川 肇      平成18年8月14日