大雪山系【旭岳2290m・十勝岳2077m】

紅葉と初雪の北海道ハイキング 2006年9月23、24日

記 あがのみどり

●     メンバー 上野康雄・上野みどり

●     山域   大雪山系「旭岳:十勝岳」

●     交通   飛行機 レンタカー

●     行動記録

第1日目923日 晴れ

姿見池より旭岳を望む

 
ロープウェー下駐車場8:50=ロープウェー姿見駅9:45−10:05姿見の池−11:02八合目(2060m)11:10−11:33九合目(2190m)−11:50旭岳山頂12:35−14:35姿見駅=16:00ロープウェー下駐車場

2日目924日 快晴

望岳台6:45−7:53避難小屋8:00−9:10標高1720m地点−9:56前十勝との分岐−10:13十勝岳山頂11:00−11:52標高1720m地点−12:40避難小屋−12:47美瑛との分岐−13:20望岳台

 

●山行中の問題点・事故に繋がる要因

a予定のルートで行動出来たか 予定ルートをはずれた場合はその理由。

特にナシ。

c事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

特にナシ。

dパーティで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか

噴火口からの噴煙が登山ルートにかかるか調べたほうが良いと思いました。

 

【 感 想 】

前日は初雪でしたが、当日は天候に恵まれた快適な山歩きとなりました。旭岳ロープウェーで標高1600m五合目地点まで来ると気温3℃、そこには今まで見たことのない思わずため息をつくような彩りの世界が広がっていました。紅葉の一番良い時期だったようです!かわいいシラタマの木や赤く染まったチングルマの葉を見ながら20分ほど歩くとエメラルドグリーンの姿見の池につきます。

さすが姿見といったもので空を映す鏡でした。ここにはとても綺麗な避難小屋の石室がありました。

ココを過ぎて活発に噴煙をあげている地獄谷を左手に火山灰・火山礫の森林の全くない尾根道を登っていくと頂上です。雪とガスで展望は望めませんでした。手袋にヤッケでピラフをつくって食べ、姿見駅まで下山しました。101人収容可能な大型の旭岳ロープウェーに再び乗る所でなんと4台見送るという1時間待ちを体験!秋の最も人の集まる時期で混むとは知っていましたがそこまでにとは驚きでした。姿見の池周辺を散策する人が多いみたいです。2日目の十勝岳は望岳台にレンタカーをとめ前十勝岳を目前に森林のない茶色の火山礫をてくてく歩きます。右手に噴煙をあげる火口がありやがて尾根にでると美瑛岳と十勝岳が姿をあらわします。山頂は快晴でおとなりの美瑛岳、その奥に旭岳、トムラウシと360°の展望が楽しめました。大雪山系の懐のひろさに自然の大きさを感じた旅でした。