山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者  (名児耶、吉田)

2山域・ルート  錫杖岳前衛壁左方カン

3交通手段  

4行動記録

 入山日2006年10月19日  下山日2006年10月19日

 第1日10月18日(晴れ)西宮18:00→(車)→23:30中尾温泉口駐車場、睡眠(行動0時間)

第2日10月19日(晴れ)奈良田温泉駐車場6:45→9:00前衛壁取付(左方カンテルート取付を間違えて2時間半のロス)11:30→15:00左方カンテ終了点15:30→(懸垂下降)→17:30注文の多い料理店取付17:30→20:00中尾温泉口駐車場→(車)→23:00ひるがの高原SA(行動13時間)

 第3日10月20日(曇り)(起床)6:00ひるがの高原SA6:30→9:30西宮(行動0時間)

 5山行中の問題点・事故に繋がる要因

予定のルートで行動出来たか 予定ルートをはずれた場合はその理由

10月20日に第3ルンゼを登攀する予定であったが、中止した。

 事故の繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

1) 左方カンテの取付を間違えて他のルートを登り始めてしまったため、2時間半程ロスしてしまった。  結果として最後の懸垂中に日が暮れて、ヘッドランプを使用しての下降となった。 ガイドブックに左方カンテ取付は、錫杖沢をつめて北沢に入り右にトラバースすると書いてあったが、北沢に入る前に踏み後のはっきりした違う涸れ沢に入り、第一ルンゼの取付あたりに出てしまった。 そこから右側に取付があると勘違いしてしまった。

2) 懸垂下降でロープダウンする時にロープの端が枯れ木に引っかかり、登り返しなどで時間がかかってしまった。 

 パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

1) 始めて行くルートは、取付の写真等を良く見て、時間のロスがないように努める。

2) 草付き、枯れ木があるルートでの懸垂下降を、繰り返し練習し、ロープ引っ掛かりの確立を減らす。

 その他

今回は、とても天気が良く、紅葉の向こうに槍、穂高連峰が見える素晴らしい景色の中での登攀だった。 また、是非、訪れようと思う。

  報告者氏名 名児耶