山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者

  井谷、大川

2山域・ルート

  大峰山脈 南奥駆

3交通手段  車、バス、自転車

4行動記録

 入山日 2006年11月02日  下山日 2006年11月05日

第1日  

 21:00事務所集合 ⇒ 12:00旭登山口(テント泊)

第2日

5:35旭登山口 ⇒ 6:50釈迦岳 ⇒8:50地蔵岳 ⇒ 14:40行仙宿山小屋(小屋泊)

第3日 

5:30行仙宿山小屋 ⇒ 6:50地蔵岳 ⇒11:30〜12:00玉置神社 ⇒14:20篠尾辻 ⇒17:30熊野本宮(テント泊)

第4日

7:18熊野本宮 ⇒(バスで移動)⇒9:40旭橋 ⇒(自転車で移動)⇒13:00旭口登山口⇒帰神 

 

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由           

予定通り。

 

c事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

 特になし

 

dパーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

 特になし。

 

その他ルートに関する情報・気がついた事など

 計画段階ではちょっと時間的に厳しいものもあるかと思ったのですが、2人とも体調よく順調に熊野本宮まで縦走できました。行仙宿山小屋ではこの小屋の他、持経の宿、平治の宿を管理している“やまびこ”のメンバー十数人の宴会にご一緒させてもらいご馳走になりました。彼らはこの日、南奥駆の山道を整備しておられたようです。82歳の会長を筆頭に陽気な方々で大峰の歴史や世界遺産に登録された経緯などについて教わり楽しかったです。多くの話を聞いた中で特に100日で吉野から熊野本宮までを10往復する100日修業の話にはとても驚きました。僕たちの話していた人はこの修業を2回されたそうです。皆さん仙人のような常人離れした人ばっかりでした。

 翌日は笠捨山からものすごく壮大な雲海を見ることができました。地蔵岳から玉置山にかかる稜線にかけて山域全体にかかった雲海がまるで滝のように流れ落ちる光景です。とても珍しい光景でした。帰宅してから新聞をみると5日の読売新聞の一面にもこの光景が紹介されていました。貴重な現象に立ち会えたものだと改めて感動しました。

 

                      報告者氏名 井谷 2006年11月05日