山行報告書

神戸勤労者山岳会

 

1参加者   大川 、小池

 

2山域・ルート  八ヶ岳 赤岳

 

3交通手段  電車  車  バス

 

4行動記録

 入山日2007年1月6日  下山日2007年1月7日

第1日 8:00 美濃戸口→11:30 赤岳鉱泉→13:00 中山峠→ 14:00赤岳鉱泉(小屋泊)

 

 第2日 8:00 赤岳鉱泉 1時間ラッセルトレ→ 11:30美濃戸口

 

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由 

 予定通り行動できず。

 天候不良(二つ玉低気圧による悪天)が予想されたため、事前に赤岳登頂中止を決め、赤岳

鉱泉付近まで行き、どの程度の天候になるのか、経験のため入山。

実際、1/5夜〜1/7までに約50〜60cmの積雪あり、さらに大雪状態でした。

特に1/7はブリザード状態で、ラッセルトレーニングをした後1日早く下山。

 

c事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

  なし。

 

dパーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

・     1/6はテント泊の予定であったが、外張を持参しなかったため、雪が溶けて(気温は0度位と高かった)、内部にしみ込み、水溜りが出来る状況で、小屋泊に変更した。

その他ルートに関する情報・気がついた事など〜今回の教訓

・     今回の気象状況(二つ玉低気圧発生後、三陸沖で合体し台風並の低気圧に発達し極めて強い冬型の気象配置となる)では、予想していた通り、登頂にはリスクが大きい。

・     冬山でも気温が高い場合は、テントの外張、ザックカバー等防水対策が必要。

・     フリースの手袋は濡れた場合乾きが遅く、凍傷の原因となる。ウールの手袋が良い。

・     個人的には、今年初めての冬山で、アイゼン・わかん等装備の確認ができて良かった。

・     ちなみに帰りも大雪。中央道伊那〜飯田まで通行止めで12時間かけてやっと帰れた。

     報告者氏名 大川    平成19年1月8日