冬山教室実技報告書

                             高松

1・参加者:高松(CL)黒田(CL)、馬河(s),西,(s) 江本、楜桃田、 島田、宮永

      受講生:松田、亀岡、高田、井川、一般参加(平田、玉田)計14名

2.山域・ルート:氷ノ山若桜スキー場〜氷ノ山往復:テント1泊2日

3・交通手段:私用車4台(江本、黒田、島田、楜桃田)

4・行動記録

  入山日 19年1月20日(土)〜下山日 19年1月21日(日)

  第1日am7:30事務所〜第二神明〜播但〜中国道〜山崎IC〜29号〜わかさ氷ノ山

  (晴れ)スキー場am10:30〜リフト上〜登山口am11:40〜二の丸【H-1454】

      到着pm14:00(幕営)14:30から16:00 (雪上ラッセルトレーニング)

      16:30から19:30(各テント毎にテント生活実習)20:00就寝。

  第2日 am4:00起床〜朝食〜am6:40幕営地撤収〜am8::55氷ノ山山頂着

  (曇り)〜am9:35山頂発〜am10:30二の丸避難小屋着(ツエルトの使い方)       

      〜am13:00リフト下〜波賀で入浴〜〜帰神,事務所pm17:00

5.山行中の問題点・事故に繋がる要因

 a 予定のルート・日程で行動が出来たか。予定ルートをはずれ場合あるいは日程が異な った場合はその理由。

  2日とも予想外の好天と積雪の少なさでほぼ予定通りの行動が出来た。

  1日目はリフト上登山口から標高差150m地点までアイゼン使用、以後二の丸の標1460m の展望台周辺(幕営予定地)までは少し積雪深くワカン使用に切り替える。テント設置後、さらに氷ノ山への尾根ルートを往復(1.5時間)する雪上ラッセルトレを行う。受講生の内2名は雪上でのアイゼン、ワカン歩行は初体験。

 2日目は曇り、視界はやや悪かったが雪は硬くゆるい尾根道の連続のためフル装備、ワカン歩行で氷ノ山、山頂まで2時間15分で着くことが出来た。下山時には天候も好転し視界も良好になり、約1時間で幕営地に着く。ツエルトの使い方、地図と磁石の使い方、ルート上の竹竿設置及び実際の雪上でのアイゼン&ワカン歩行を体得してもらった。なお行動は2班、テントは3張りで実施した。

   第1班(7名):高松(L)馬河(S)楜桃田(サ)島田(サ)、松田、井川、高田

   第2班(7名):黒田(L)西(S)江本(サ)宮永(サ)亀岡、一般(平田、玉田)

 b 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか、発生した場合は具体的に

  き記す。

  1日目幕営地でテント設営時ポール1セットの不携帯(車に積み残し)トラブルが発生したが、急きょ他のテントへ3名振り分けることにしたが、その後、サポート2名から傍の避難小屋を使いたいとの提案があり、サポータ2名は小屋にて幕営する。今後は共同装備の再チェックを現地入山時にもう一度実施したい。

 

c パーチィーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか。

   今回の山行での個人装備の忘れもの、落し物、破損等について。

       オーバー手袋の忘れ 1件(受講生)

       ワカンの忘れ    1件(受講生)

 サングラスの紛失  1件(受講生)

   ワカンの金具破損  1件(受講生)

   以上の件については修了山行までに個人装備の重要性を再指導をする予定です。

    

6.その他ルートに関する情報・気がついた事など。

   現地ではこのルートは主に山スキーに使われており今年も雪が少なくまだ数パーチしか入山していない。(ユース小野氏に聞く)リフト2本乗り継ぎ登山口からは急登でその後はゆるい雪原が頂上まで続くため悪天の場合は目標がないため、過去に道迷 い事故も発生している。

 

                          報告者氏名  高松  19年1月23日