報告書

1参加者   北口 大川 高岡 寺村

2山域・ルート  福井県 経ケ岳ー大船山ー報恩寺山

3交通手段  

4行動記録 入山日 2007年2月3日  下山日 2007年2月4日

第1日 20:30事務所→2:30六呂師青少年センター(テント泊)

第2日 6:00六呂師スキー場ー13:30保月山

第3日 7:30保月山ーナイフリッジー杓子岳取り付きーナイフリッジー保月山ー六呂師スキー場

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由           

膝上・腰までのラッセル その上ブッシュが雪で覆い尽くされていないためラッセルした足がブッシュの空間に取られる また時間と共に雪がシャーベット状となり激ラッセルになる 休憩無しでラッセルを7時間以上続けたが、1時半にやっと保月山に到着するという状態であった これからナイフリッジをこなし杓子岳をぬけるには3時間はかかると判断し保月山で行動を中止した

夜中に更に雪が30cmほど積もる 前日ラッセルの跡は全て消え全ては白一色で覆われていた 昨日のラッセルの状態を考慮すると経が岳頂上にとうてい到達できないと判断した しかしナイフリッジと岩稜帯のこなし方を経験したいとのメンバーの要望で杓子岳取り付きまで行動し下山する事に決めた

保月山のナイフリッジ

c事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

 下山時枝尾根に踏み込みルートをかなりはずした

 dパーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

 特になし。

 その他ルートに関する情報・気がついた事など

本年はこの時期に、草付き・クマザサ斜面に根雪が出来ておらず、その上に新雪が次々積もり溶解する事を繰り返している そのため新雪が50-60cm降るたびに新雪雪崩を誘発している 今回の山行でも新雪雪崩の後を頻繁に観察した

 

                      報告者氏名 北口 2007年2月7日