神戸勤労者山岳会

1参加者    2人 玉田優子、Nさん(一般)

2山域・ルート 立山 剣御前小屋〜別山〜雄山縦走

3交通手段    車  

4行動記録 入山日  2007年  5月  3日  下山日  2007年  5月  4日

     5月2日午後7時30分神戸出発---翌日午前1時立山駅P到着 

第1日  (晴れ、午後4時頃から吹雪)立山6:40---(ケーブル&バス)---室堂7:50---雷鳥平---

剣御前小屋12:00(泊)

 第2日  (晴れ時々曇り)剣御前小屋7:15----別山----真砂岳---大走り9:15----雷鳥平11:00---

みくりが池温泉(入浴)---室堂          その日のうちに立山Pまでもどり帰神

 

別山から剣岳                  別山から真砂岳〜雄山の縦走路

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由           

計画では2日目、剣御前小屋から、別山、雄山、一の越経由で下山する予定であった。

お天気はよかったが、稜線は飛ばされそうなほど強風が吹いて、富士ノ折立の登りに入った時、前方を歩いていた4人が、途中のトラバースで危険だと判断して引き返してきた。初心者の私たちが無理に前進するのもどうかと思い、一緒に10分ほど戻って、大走りを下って雷鳥平に下山した。

c.事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

 真砂岳の辺りはずっと稜線を歩くはずだったが、前方を歩いていた人のトレースが山腹をトラバースしていて、そのままそのトレースを歩いてしまった。横がすとんとキレ落ちて危険な感じがした。稜線を通った方が安全であった。

d.パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

人のトレースの後をついて歩くのではなく、周りをよく見て自分でルートを考えながら歩くことが大事だと思った。

 

その他ルートに関する情報・気がついた事など  

冬山初心者2人の山行だったが、お天気に恵まれ、剣岳の勇壮な姿を拝み、雪の縦走路を楽しく歩くことができた。しかし1日目の夕方は猛吹雪、2日目も天気が回復したものの、風は強く目出帽は1日かぶっていた。

5月といえども崩れれば真冬と同じ厳しい山なのだと痛感した。

報告者氏名  玉田    2007年  5月  8日