山行報告書
神戸勤労者山岳会
(1)参加者 CL宮永・西・馬河
(2)山域・ルート 南八ヶ岳(赤岳・阿弥陀岳・硫黄岳)
(3)交通手段 バス
(4)行動記録 入山日 2008年1月12日 下山日2008年1月14日
第1日
東梅田21:50(高速バス)〜韮崎(JR中央線)〜茅野(バス)〜美濃戸口〜美濃戸12:15〜行者小屋14::50〜赤岳鉱泉15:30(小屋泊)
第2日
起床5:00〜赤岳鉱泉出発7:00〜行者小屋7:30〜赤岳山頂10:00〜中岳〜中岳のコル12:00〜阿弥陀岳山頂13:00〜文三郎尾根〜行者小屋15:40〜
中山展望台〜赤岳鉱泉着16:40(小屋泊)
第3日
起床4:30〜小屋出発6:00〜硫黄岳山頂着7:40 発8:20〜赤岳鉱泉着9:30発10:10〜美濃戸口着11:50 入浴など 13:14発(バス) 茅野14:00着 蕎麦
茅野発16:00〜梅田着23:00(交通事故の為約1時間の遅れ)
(5)山行中の問題点・事故に繋がる要因
(a)予定のルート・日程で行動出来たか
1日目、硫黄岳のピストンを予定していたが、雨のため中止とした。
2日目は、赤岳から硫黄岳のラウンドを予定していたが、思った以上に風が強かった事、コースに不安をもつメンバーがいた為、赤岳から阿弥陀岳のラウンドに変更。
(b)予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
特記事項なし。
(c)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
テント泊を予定していたが、テントポールを途中で落とした事が行者小屋のテント場に到着後発覚。開設している赤岳鉱泉小屋で宿泊する事に変更し、30分赤岳鉱泉小屋まで歩く。
今回は、営業している小屋が近くにあり、大事には至らなかったが、冬山での装備の不備は命に関わる問題である。事前の確認などの重要性を強く感じた。今回ザックのサイドにベルトに固定しただけで装着していたのが原因であったと思われる。装備は基本ザックの中に入れるか、サイドに装着する場合は、必ず外れたりしないように固定しておく事が必要である。
(d)パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
特記事項なし。
(6)その他ルートに関する情報・気がついた事など
行きは南沢、帰りは北沢を利用したが、北沢の方が歩くのが楽しいルートである。中山峠からの赤岳は、とてもきれいだった。ここからの赤岳が結構気に入っている。また、硫黄岳からのパノラマはとてもすばらしかった。北八ヶ岳と南八ヶ岳を堪能でき、仙丈岳、甲斐駒、北岳や中央アルプス等、本当にたくさんの山を楽しむことができる。
美濃戸口でバスを待つ間に入浴。(500円)家庭的な風呂だが、下山後すぐに入浴でき気持ちよかった。また、赤岳鉱泉小屋はきれいで暖かく、非常に過ごしやすい小屋である。食事は自炊したが、小屋の夕食はとてもおいしそうだった。
報告者 西 2008年1月20日