山行報告書 (第2回ハイキング部月例山行)
神戸勤労者山岳会
1参加者 8人
玉田(CL)、三谷(SL)、水野、水野(レ)、南山、黒田、平田、森下 |
2山域・ルート
鈴鹿山系、綿向山(標高1110m)
3交通手段 車 (黒田、水野)
4行動記録 2008年1月20日
登山口(御幸橋P)9:10---五合目避難小屋10:40----綿向山山頂11:30/12:00---
--竜王山13:45---登山口14:45
5山行中の問題点・事故に繋がる要因
a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
綿向山往復の予定だったが、山頂から竜王山経由で下山した。
ほとんど雪もなく、夏道コースタイムで山頂に到着、予定より1時間程早かったので、竜王山の方にラウンドした。
b 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
無し。
c パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
上記と同じ。
6その他ルートに関する情報・気がついた事など
樹氷&雪山ハイキングの予定だったが、暖冬の影響でほとんど雪がなく、樹氷も見られず残念だった。
竜王山経由の下山コースはアップダウンが激しく、雪が無くても3時間かかったので、時間の余裕を見て下った方がよい。
<紀行文>
登山口までは神戸から2時間弱、2台の車は会事務所と谷上から出発したがほぼ同時に到着する。京都からJRバスと乗り継いでくるHさんとも登山口近くのバス停でうまく合流できた。
登山口から見上げた綿向山はほとんど雪がなく、一同ガッカリする。Pから30分ほど歩いたところにある小屋で登山届けを提出。ここからつづら折の山道が5合目まで続く。例年なら3合目辺りから雪があるところだが、まった無し、杉の植樹帯の中を黙々と登る。
5合目避難小屋の前は琵琶湖の展望が広がっている。湖東三山や比叡山は望めるが、比良山系は雪雲に覆われていた。やっと7合目辺りからチラホラと残雪が残って凍っている。ここから急登の冬道を登るのでアイゼンを付ける。予定より30分ほど早く山頂に到着する。雪がチラホラ降り始めた。目の前の雨乞岳も霞んでいる。ほとんど展望がない。樹氷もまったく見られなかった。
雪も少ないし、時間も早いので、竜王山を回って下山することにする。来た道を下りるより1時間程余分にかかる。2つほどピークがあり、アップダウンの激しいコースだ。時間がかかるが、振り返ると綿向山が大きくそびえ、対面に登った尾根や避難小屋が見えて、展望のよい自然林の気持ちのいいコースだった。午後2時45分には登山口に戻ってくる。
Hさんをバス停まで見送って、国道を奥へ10分ほど走らせた所の「国民宿舎かもしか荘」に日帰り入浴に行く。400円と安いかったが、露天風呂しかなく雪のちらつく中の震えながらの入浴となった。
お天気に恵まれず、期待した雪山ハイクはできなかったが、竜王山を回るコースはほとんど人に会うことも無く、静かな山歩きを楽しむことができた。次回は雪が積もった樹氷のある時にチャレンジしたい。
報告 玉田