山行報告書
神戸勤労者山岳会

1.参加者
庄司(CL)、大川(SL) (計2名)

2.山域・ルート
笈ヶ岳(地形図「中宮温泉」「市原」)
3.交通手段 
車(大川車)

4.行動記録
   入山日2008年03月20日  下山日2008年03月21日
第1日(03月19日) 白山一里野バス停にて、テン泊。
第2日(03月20日) 05:00起床−06:40登山口−07:40導水管プール−08:40「1058」ピーク−09:40ブナオ山−11:40「1271」ピーク
−14:00テント泊(「1418」ピークを過ぎたコル)。
第3日(03月21日) 
04:00起床−08:30テント撤収−11:40ブナオ山−13:00登山口。白山一里野温泉入浴/帰神。

5.山行中の問題点・事故に繋がる要因

a)予定のルート・日程で行動出来たか?

雪量は例年より少なかった。また前夜の強い雨で、非常に水分を含んでおり、
樹林帯では不安は感じなかったが、斜面では気を使った。
天気予報では「20日午前中は強い雨」だったが、起床時は止んでおり、
天気図から、今後の好天を予測し登山開始。
11:00頃より、ホワイトアウト。断続的な風雨。
テント設営時から夜通し、強い風雨。早朝時はホワイトアウト状態。
08:00待機時も断続的な風雨。笈ヶ岳方面は、強く流れる雨雲で全く見えず。
テント内待機しても甲斐ないと判断して下山開始。
ブナオ山に差し掛かる頃に、天気回復して好天。

b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか?
    
    なし

c)パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?

ホワイトアウト時の尾根歩きは、道迷いが面倒なので、
GPSも併用して確実なルート確認をおこなった。


6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など

冬山は天候次第。天候変化を予測した日程作りであるべきだった。
予備日を1日延ばすべきだった。(テント内待機日を想定)
平地での天気予測基準は参考にならない。
登山時は、好天を予測して強気で登ったけど、夜通しの風雨で、
判断が弱気になった。
下山時、導水管尾根で、好天を予測した地元登山客2名が上がってきた。
ブナオ山にデポした大荷物があったが、登山客のものだった。
地元ならではの方便もあるもの、と感心した。


報告者氏名 庄司  2008年03月23日