山行報告書

神戸勤労者山岳会

 

1.参加者 

三谷(CL)、玉田(SL)、長野、松田、野田、野村

2.山域・ルート 

 愛知川渓谷 神崎川本流とツメカリ谷遡行

3.交通手段    

 車(2台)

4.行動記録

   入山日 2008年 7月 19日  下山日2008年 720

第1日                          

   神戸6:30、7:00発----八日市IC----入渓点(取水えん堤)10:00-------

   天狗滝15:40-----ツメカリ谷出合(暮営地)17:00

第2日

ツメカリ谷出合7:30発---簾(すだれ)状の滝9:00----ケルン(ツメカリ谷終了点)11:40

------白滝谷登山道-----白滝谷出合-----ツメカリ谷出合15:00-----取水えん堤17:00------近江温泉-------神戸21:00

5.山行中の問題点・事故に繋がる要因

a)予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由           

予定のルート・日程どおり

高巻きより泳ぎを選び、ロープを頻繁に使用したため、予定時間をオーバーした。

b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

大きいザックを背負って泳ごうとしたため、体をコントロールできなくなり溺れそうになった。

また、ザックの横につかまって泳ごうとしたところ、ザックが回転してうまく泳げなかった。縦方向に抱きつくザックピストンの要領の方が良い。

c)パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか 

痣(あざ)が沢山できたグループとできないグループに分かれたようだ。

(普段経験できない石伝いに歩く経験の多少によるものでしょうか。)

膝パットが有効でした。(百円ショップのもので十分とのことです。)

神崎川本流のようなところでは、泳ぎが余り得意でない初心者とリーダーは救命胴衣(釣具店で売っている)を着用すると安心できる。

6.その他ルートに関する情報・気がついた事など

今回、泳ぎの技術と暮営(ツェルト)でしたが、その成果は別として経験できたことは次につながりますので良いことと思う。

 

前回遡行者の蛭の被害の情報でパンスト等が有効ではとのことでしたので男性も使用した。

そのせいかどうかは不明ですが、蛭の被害はありませんでした。

 

ザックの水抜き対策を含め防水対策を十分にすべきでした。

終了点(取水えん堤)ではどのザックも15〜20kg以上になっていたと思う。

 

対策方法(私見)

@     ザックの底に水抜き穴(大きい目のハトメ)を2箇所以上設ける。ただし、中の荷物により穴が塞がれないよう対策を講じる。

A     濡れてはいけない各荷物はビニール袋で包み食料や就寝時用等用途別にもう一度ビニール袋に入れる。

最後に大きい厚手のビニール袋に2重に全部を包む。各々の口は折り込むか結んでゴムバンド等で止める。

B     チャック付のビニールに地図や遡行図等を入れても水が入る事があるので注意。

チャック部分を開かないようセロテープ等で塞いでおく。

 

今回、台風の進路や雨の心配がありましたが、晴天に恵まれ、自然に直に触れられ、また、疲れも忘れさせる楽しい沢登りでした。

 

     神崎川本流のS字峡?の高巻き道を下っていたときビキニ姿の女性が男性と浮き袋で泳いでいました。

     こんなところでしかもビキニ姿の女性が泳いでいたのでびっくりしておもわず声をあげてしまいました。

報告者氏名 三谷     2008年7月21