山行報告書
神戸勤労者山岳会
1.
参加者 (一班) 統括、CL大川、野田、森下
(二班) CL高松、玉田、南山
(三班) CL島田、松田、野村
2.山域・ルート 西穂〜奥穂縦走
3.交通手段 車
4.行動記録
入山日2008年9月13日 下山日2008年9月15日
9/13(土)6:00頃
班別に 神戸出発〜1:30頃 新穂高到着 ロープーウェイ乗車
第1日(9/13) 14:00西穂口→15:00 西穂山荘
第2日(9/14) 4:30 西穂山荘→6:00 独標→7:30西穂山頂→間ノ岳→天狗ノ頭
→天狗ノコル→畳岩→ジャンダルム→馬の背→奥穂山頂→14:00奥穂山荘 (テント泊)
第3日(9/15) 5:00奥穂山荘→白出沢→林道→10:00新穂高 平湯温泉→ 帰神
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
a)予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・ 予定通り
b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
・ 二班奥穂山荘手前の鎖場下降中、上部の梯子にはさまっていた岩が落下し、二班の
横を岩が通過、下の岩に激突し、砕けた。幸い誰にも衝突せず、事故はなかった。
同じ場所で30分程度前にも、落石事故あり、登山中の登山者の激突、重症を負い、
岐阜県警のヘリで搬出されている。
・ 白出沢下山中、丸木の橋通過中、濡れた木にスリップし、1人滑落をする。落下距離小さく、幸い怪我はなかった。
6.その他ルートに関する情報・気がついた事など〜今回の教訓
・ 穂高周辺の岩稜の岩は比較的脆く、落石や、ホールドがはがれる危険性が常にあるので、ヘルメット着用は励行したい。また岩の強度を確認しながら丁寧に登ることが必要。
・ 濡れた木の橋等通過する時は、相当滑るので、出来るだけ慎重に動く必要がある。
・ 今回のメンバーはモチベーション高く、事前のトレーニングもほぼ予定通り消化でき、予定どおり目標は達成できた。次のステップアップの下地ができたと思う。
・ 穂高の岩稜地帯は、見渡す限り、岩だけの世界で、凄い景観だった。
・ 奥穂の山頂で「オゴジョ」に遭遇。かわいい姿が見れてラッキーでした。
報告者氏名 大川 肇 平成20年9月18日