山行報告書
2009.2.2
神戸勤労者山岳会 三谷
1.参加者
CL三谷、SL島田、野村
2.山域・ルート
扇ノ山、姫路ルート(林道と尾根ルート)
3.交通手段
車
4.行動記録
入山日2009年1月31日(雨のちみぞれ) 下山日2009年2月1日(曇り)
第1日
神鉄田尾寺駅7:00→姫路(集落)10:45→尾根取り付き13:00→扇ノ山16:10→就寝21:00
第2日
起床6:00→ビーコン等トレ8:30/9:30→林道11:10→姫路12:50→鍛冶屋温泉 14:15/14:45
→道の駅「はっとう」→帰神18:00/19:00
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
a)予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・ 当初1月30日夜発であったが、参加者より悪天及び家庭事情を理由に中止の申し入れがあり、一旦山行を中止。
その後、再度参加者(人数制限あり)を募った結果3名での山行となった。
・ 山行時間はほぼ計画書どおりであったが、下山ルートを誤った。
尾根伝いのコースで、1200mの分岐点でついより大きい尾根を選択したが、ここで間違った。
途中、コンパスで方向を定めたが、現在地を正確に確認できなかったため別な尾根を下ってしまった。
(平行誤差の罠にはまった)。結果的に林道に出て、姫路部落に帰れることは確実であったが、反省すべきことである。
(前日のトレースは降雪のため消えていた。)
原因@下山時に分岐毎に現在位置を確実に確認しなかった。
対策@補助として竹の赤旗(準備した)を目印として設置しておくべき。
登りの時に派生した尾根を確認し、そこに旗を立て、地図上に記載する。
A下山時のスピードは登りのそれと比較できないほど速く、つい、現在地確認を怠りやすいので、
分岐などの地点では慎重に現在位置を確認する。
B高度が確認できる場所では高度計設定値を必ず調整する。
b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
なし
c)パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
検討した。
6.その他ルートに関する情報・気がついた事など
・ 姫路公園(駐車場)は雪で閉鎖されている。
・ 車は姫路集落の東の端(林道始点)に3台〜4台程度駐車できるスペースがあるが、
除雪車の旋回場のようであるので注意必要。
・ 扇ノ山山頂避難小屋は他に誰もいなく貸切で利用できた。中でテントを張り、快適に過ごせた。
ガラス張りで明るい2階は3張り、1階はジャンボテント1張り可。
・ 640mlの空の酒パックにお湯を入れれば湯たんぽ代わりになりました。朝はそれを沸かせば食事に利用できる。
一石三鳥で冷え性の方には嬉しい。
・ ビーコントレで、埋没(1m)ビーコンを10分以内で捜索できた。
・ 無線機の発信音で捜索に利用できないか試した。
雪のなかに埋没した無線機を遠隔操作で発音させたが音がこもって聞き取りにくいことが分かった。
・ 天候については、予想通り、土曜日は昼まで雨、山頂付近で雪、翌日はくもり。
ただ、午後風が強いと思っていたが、ほとんど風はなった。
以上