山行報告書
神戸勤労者山岳会
1参加者
長野
2山域・ルート
北アルプス 室堂〜上高地
3交通手段
電車 バス
4行動記録
入山日2009年9月19日 下山日2009年9月26日
- 第1日 9月19日(土) 行動時間(5時間21分)
9:00室堂BT→10:10浄土山→13:00ザラ峠→14:20五色ケ原テン場
- 第2日9月20日(日) 行動時間(6時間11分)
5:40五色ケ原テン場→6:55鳶山→8:25越中沢岳→11:50スゴ乗越テン場
- 第3日9月21日(月) 行動時間(6時間45分)
6:00スゴ乗越テン場→7:30間山→10:00北薬師岳→11:25薬師岳→12:50薬師峠テン場
- 第4日9月22日(火) 行動時間(6時間50分)
5:10薬師峠テン場→7:10薬師沢小屋→8:50 B沢出会→12:00高天原山荘
- 第5日9月23日(水) 行動時間(6時間39分)
6:40高天原山荘→9:30岩苔乗越→10:15黒部源流標識→11:00三俣山荘→13:20双六小屋テン場
- 第6日9月24日(木) 行動時間(8時間41分)
6:20双六小屋テン場→6:50樅沢岳→10:15千丈沢乗越→11:25槍ヶ岳の肩→13:30中岳→15:00南岳小屋テン場
- 第7日9月25日(金) 行動時間(7時間32分)
6:30南岳小屋テン場→7:50長谷川ピーク→10:10北穂高小屋11:00→13:30涸沢岳→14:00穂高岳山荘テン場
- 第8日9月26日(土) 行動時間(6時間18分)
5:25穂高岳山荘テン場→6:35奥穂高岳→7:30紀美子平→9:50岳沢ヒュッテ跡→11:25上高地BT
5山行中の問題点・事故に繋がる要因
- 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
予定通り
- 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
なし
- パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
なし
6その他ルートに関する情報・気がついた事など
今回は長丁場なので、一日の行動時間を6時間前後となるようコース設定したおかげで、疲労は全く感じることな
山旅を満喫できた。
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フランボアーズ |
五色ガ原とスゴ乗越のテン場では水は涸れていたが、小屋で雪解け水を無料で分けてもらえる。
この時期の山は花は終わり、紅葉にはまだ早いが、いたる所で甘酸っぱいフランボアーズの道草散歩が楽しめる。
天候に恵まれた今回のシルバーウイークの山小屋は何処も大混雑だったようだ。
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高天が原温泉 |
秘湯と言われる高天原山荘も例外ではなく、
連休2〜3日目は120人が泊まったらしい。しかも全員が宿泊出来た訳ではなく、テント装備は近くでの露営を余儀なくされたとか、
三俣から水晶小屋に泊まろうとしたら、 野口五郎小屋に行かされたとか。私は連休4日目が高天原だったので露天風呂は独占状態。
オプションは悉くパスするのだが、風呂で出会った若者の強い勧めに唆されて15分先の "夢ノ平"にも行ってみた。
確かに静寂に包まれた"竜晶池"は神秘的で独特の異空間だった。
最終日に吊尾根から、これが見納めと、 ジャンダルム方向を振り返ると
岩肌に細長い赤い物体。先日のロバの耳直下で墜落した救助ヘリの残骸だ。このように山での事故は他人をも不幸に巻き込む事態に
成りかねず、絶対あってはならないと
心に強く誓いながら上高地を目指して慎重に高度を下げて行った。
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剣岳に見送られて大縦走スタート |
初日の五色が原はまさしく桃源郷 |
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百名山 薬師岳 |
夢の平 静寂の竜昇池 |
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長谷川ピークを下る登山者 |
ロバの耳直下の痛ましい救助ヘリの残骸 |
報告者氏名 長野 2009年9月28日