山行報告書
神戸勤労者山岳会
1参加者
井川 他5名
2山域・ルート
大山北壁(別山中央稜、弥山尾根)
3交通手段
車
4行動記録
<入山日2010年2月12日、下山日2010年2月14日>
- 第1日 2月12日夜8時半 大阪IBS前集合、9時出発。0時半大山駐車場着。
- 第2日 2月13日1時半頃元谷小屋着、就寝。5時半起床・朝食、7:15 出発。8:20別山中央稜取り付き、
→8:30過ぎ登攀開始。14:50頃稜線→15:30頃六合目避難小屋、16:20元谷小屋帰着。夕食、就寝。
- 第3日 月14日4時半起床・朝食、6:10出発。7:20頃取り付きより登攀開始。10:46弥山着。
11:20頃まで山頂避難小屋付近で休憩、写真撮影、夏道より下山。12:00過ぎ元谷小屋着、パッキング、大山寺駐車場13時半過ぎ出発、帰阪。大阪駅付近19時半頃着。
5山行中の問題点・事故に繋がる要因
- 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・初日、3パーティーにて登攀の予定だったが、2パーティーで行動。
・初日あるいは、2日目で登攀後に剣が峰まで縦走、元谷小屋に戻る予定だったが、夏道を下山。
- 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
・登攀2日目の取り付きの斜面で、3pともわりに密集して行動していたため、小さな雪崩を誘発したようだ。
- パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
・原因を分析し、次回の教訓とした。
6その他ルートに関する情報・気がついた事など
- 初日2日目とも風はほとんどなく、雪面も安定し ほどよくクラストしていたため、快適だった。
- 初日2日目とも風はほとんどなく、雪面も安定し ほどよくクラストしていたため、快適だった。
- 無雪期の登攀とは、また違う部分での経験が必要とされると思った。
- 別山バットレスから懸垂下降後、稜線に出る部分では、細いエッジ的なところを歩くことになり、一番神経を使ったように思う。
- 今回、自分自身は雪稜登攀が初だったので、CLのA木さんはもちろんのこと 他の仲間に多くの助けをいただいての山行となった。
仲間のメンバーシップに感無量である。この場を借りてお礼申し上げたい。また、今回まだまだ自分自身の力量や技術の足りない面にも向き合うことになった。
たまたま気象条件等よかったとはいえ、今後も自分なりに鍛錬し精進したい。 登頂後、山頂から見る日本海の景観や雲海は格別で、
これぞアルパインという静かな感慨があった。
報告者氏名 井川 さおり 2010年2月18日