山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者
CL千賀、SL大川、西、壷坂

2山域・ルート
後立山 : 爺ヶ岳(東尾根)-鹿島槍(南峰)-赤岩尾根

3交通手段
 

4行動記録
 入山日2010年5月1日  下山日2010年5月3日  

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

  1. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
     ・1日目: 1400Mより積雪があった。P3へ予定より1時間早く到着したが、雪が腐っている為、行動を打ち切った。
     ・2日目: 冷池山荘に9:46に到着したため、3日目に予定した鹿島槍往復を行った。
     ・2日目: 冷池山荘に9:46に到着したため、3日目に予定した鹿島槍往復を行った。
     ・3日目: 高千穂平以降は気温が上昇し、雪がシャーベット状になり足場が悪くなった。
  2. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
     ・赤岩尾根下降時、高千穂平-西沢出合間でAさんが2度滑落した。 1度目は、斜度30°程度。雪が腐ったトレース跡の斜面でスリップした様子。 滑落距離およそ5M ピッケルによって滑落停止。  TOPはトレースのない雪面をキックステップで下降、2番手のAさんは、トレース を進み、滑落した。 2度目は、斜度35°程度 腐った雪でのスリップ。滑落距離10M ピッケルとアイゼンによって滑落停止。 TOPは45°程度の倒木と残雪の混じった斜面を下降中、Aさんはその横にある 35°程度の雪面を下降し滑落。
 <赤岩尾根滑落箇所>
 

6山行の問題点、今回の教訓

 ルート全容  爺ヶ岳東尾根P2-P1間
   
 朝日の中P2を登る  爺ヶ岳中峰から鹿島槍を望む
   

報告者氏名 千賀 義一     平成22年5月5日