山行報告書
神戸勤労者山岳会
1.参加者
L三谷、SL楜桃田、長野、森下、西、本村、新田、西尾
滝を登る
2.山域・ルート
比良・安曇川・八幡谷
ミズナラの巨木の前で
3.交通手段
車2台
4.行動記録
2009年6月27日
神戸6:00−(宝塚7:00)―細川駐車場9:20発―ケヤキの巨木10:15−ミズナラの巨木11:00−二俣13:30−1,100m稜線16:30(装備替)−武奈ヶ岳17:20−細川駐車場19:40−くつき温泉てんくう20:20−宝塚23:00−神戸・三田23:30
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
a)予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
予定ルートについては、二俣の6m滝までロープを頻繁に出したため時間を消費。二俣より右股に下る機会を伺いながら右岸を高巻した。一旦谷に下ったが(約20m滝のところ)登攀を断念。予定時間を大幅に超えていることもあり、そこから1,100mの稜線歩きに変更。
b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
@ N氏が12:40頃8mぐらいの滑り易い滝で下から約3mのところから前向きに滑り台のように滑落。左手薬指に切り傷。バンドエイド等で応急手当をした。
A Nさんが15:30頃?落石を起こしたが幸い下で様子をみていたKさんの左側を落ちた。
c)パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
@については、状況判断ミス、Aについては予測不足と思われる。
6.その他ルートに関する情報・気がついた事など
・当初の1/3までは非常に順調であったがそれ以降の滝は安全のため頻繁にロープを出した。そのため、時間を消費してしまった。
八幡谷は後半登攀の要素が多く、その能力が必要な3級の谷である。
・細川尾根の下山路の最後の下り約200mは激下り。ストック(又は代替の棒切れ)があれば安定して下れる。
・蛭の被害があった(2名。内1名は蛭の未遂)が、蚋や蚊の被害が予想より多い。
ハイキング部のTさんに教えてもらった特製の虫除けスプレー(ハッカ油+消毒用エタノール)が好評でした。
顔に十何箇所も刺された女性と男性が数名。
・ くつき温泉てんくうは20:30受付終了、21:00閉店。
・ 今回の沢登は、後半高巻きや稜線歩きとしたため滝登りが楽しめなかったと思う。しかしながら、薮漕ぎや高巻も結構楽しんでいましたとの優しいお言葉で、企画したリーダーは少し安堵できました。
以上
報告者氏名 三谷 2009/06/29