山行報告書
神戸勤労者山岳会
1.参加者 :井川 他
2.山域/ルート : 鈴鹿・御在所岳
3.交通手段 : バス、自家用車
4.行動記録
<入山・下山日2009年7月18〜20日、7月24〜26日>
第1日 :集合後、乗車・出発。ふもとにて仮眠。
第2日 :朝4時-4時半起床、行動開始。5-6時から各パーティー取り付きに移動、登攀開始。(20日朝は雨のためしばらく取り付きで待機。前尾根・一の壁、バットレス、中尾根等) 午後3時-4時頃泊地に帰着、夕食、就寝。
第3日 :朝4時半頃起床、朝食後取り付きに移動。11時頃登攀終了。13時頃藤内小屋前出発、14時15分頃バス乗車、入浴後帰路 につく。
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
a)予定のルート・日程で行動出来たか?
予定ルートをはずれた場合、あるいは日程が異なった場合はその理由
特になし。両日程とも2日間登攀したが、雨のため登攀ルートを多少変更、待機などはした。
b)事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか? 発生した場合、具体的に記す
最終日に下山途中で、一人軽度の捻挫あり。安静・冷却・テーピング後、雨の中背負いでの搬出となった。下山後すぐに自家用車で病院に搬送。現在快方に向かう。
c)パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?
反省会実施。
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す
・鈴鹿スカイラインは、現在蒼滝トンネル手前の橋のところから、通行禁止になっている。そのため、橋の手前には週末ともなると、たくさんの自家用車が停められている。
・御在所岳裏道登山道は、昨年9月の豪雨による水害で大きな被害を受けている。自衛隊やボランティア、小屋関係者による復旧作業で、道はつながっているものの、地形は大きく変容している。沢筋にあるため、多量の降雨の可能性があるときは山行自体の実行は検討が必要かもしれない。
・水害後、山ヒルが登山道にいるようで、数人被害に遭っていた。入山前にヒル忌避剤を衣服にかける等 事前対応が必要。
・日向小屋は、7月頭から解体され、解体後のゴミ等もほぼすべて撤去が終わっていた。
・藤内小屋については、週末のみ小屋の方が上がっておられるようだ。(宿泊や食事の提供はできない)
・アプローチについては、一部崩壊しているが、赤ペンキで岩にマーキングされたり、ケルンで目印を作っていのでそれをたどる ことができる。
・前尾根については、残置のハーケンは整理される方向にあるようだ、とのこと。
・前尾根登攀後の下降路で、渡渉するところの足場がずいぶんわるくなっており、注意が必要。
・東海地区の山岳会の方々が多数来られていた。
報告者氏名 井川 さおり 2009年 8月 1日