山行報告書
神戸勤労者山岳会
1参加者
L三谷、SL楜桃田、野村、新田、西尾
2山域・ルート
北ア・黒部川源流・赤木沢
3交通手段
車
4行動記録
入山日2009年8月14日 下山日2009年8月16日
■第1日
8月13日(木)
神戸8:00----折立キャンプ場17:00
■第2日
8月14日(金)
折立キャンプ場6:40-----三角点8:30-----太郎平小屋11:20-----薬師沢小屋15:00----就寝21:00
■第3日
8月15日(土)
薬師沢小屋5:30-----赤木沢出合7:00〜8:00-----源頭13:00-----登山道14:20-----太郎平小屋17:00
-----薬師峠キャンプ場18:00----就寝21:00
■第4日
8月16日(日)
薬師沢キャンプ場6:00-----太郎平小屋8:00-----三角点10:00-----折立キャンプ場11:20-------(吉峰温泉等)
-----23:00帰神
5山行中の問題点・事故に繋がる要因
a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
予定どおり。
b事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか。発生した場合は具体的に記す
15日、赤木沢に入渓して40分後、3段8mの滝を高巻中にNさんが2m近く転落した。草地で幸い怪我はなかった。
巻道はしっかりしていたが、泥溜りを避け土の縁部に足を置いたところ足首をひねり転倒した。
cパーティーで山行中の事故に繋がる要因(ヒヤリハット)について山行後検討したか
危険を予知する能力を身につけること。
沢靴の特性(草地や土では滑りやすい)を知ることと沢靴に履きなれること。
6その他ルートに関する情報・気がついた事など
・ 赤木沢は昨年と同様に快晴で天候に恵まれた。4人は赤木沢は初めてで美しく明るい沢に感動されていた。
・ 約5時間で遡行終了のため不満もあるようでした。
・テントやシュラフ等3日目のキャンプ装備は太郎平小屋にデポさせて頂いた。
また、赤木沢から太郎平小屋に到着後、再び沢シューズ等沢装備をデポさせて頂いた。
・奥の廊下の赤木沢出合の手前の高巻道(左岸)はわかりにくい。
・奥の廊下の雪解け水は非常に冷たい。3分浸かると低体温状態になり体が震えてくる。
(赤木沢の水はそれほどでもない)
・ 大滝の高巻はすぐ下の左岸から登るが、ガイドブックにも記載されていたが落石に注意必要。大きな一抱え位の岩がぐらついていた
(「大滝の揺るぎ岩」と命名)。そのうちその揺るぎ岩は落ちそうだ。その他にも2個ほど落ちそうな岩がある。
そこではお助け紐を出し、確保しながら登ったが、次の人が真下で待機していると落石があったとき非常に危険である。
(他の先行パーティがある場合、滝下の安全な場所で待機し、通過後登るべきであろう。)
・薬師沢小屋は混雑(布団4枚に5人)していた。朝食は弁当(おにぎり)にせず小屋で取った。
出発時間は少し遅れるが弁当(おにぎり)より良い。
・ 薬師峠キャンプ場(平地でテント設営できる場所が少ない)も混んでいた。他のテントは午後8時には寝静まっていた。
我々は9時まで起きていたが、もう少し早く寝る(静かにする)べきであった。(反省)
・水はテント場の近くまでホースで引かれていて便利になっていた。
・虫の被害(女性で蚋にかまれ手がパンパンに張り裂けそうになる)は今年もあったが、下山日には腫れがひいていた。
報告者氏名 三谷 2009年8月23日