山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者
黒田

2山域・ルート
雲取山2017m 奥多摩奥秩父山域 東京都埼玉県山梨県境の山

4行動記録
 <入山日2010年11月28日 下山日2010年11月30日>
第1日 11月28日14:00 JR奥多摩駅―西東京バスにて鴨沢15:00 鴨沢山の家(素泊民宿)にて宿泊
第2日 11月29日6:00鴨沢出発―9:20七つ石小屋―10:30ヨモギノ頭―11:20雲取山山頂 ―12:00雲取山荘12:30―13:00三条ダルミー14:30三条の湯山小屋(温泉付)宿泊
第3日 11月30日6:00三条の湯出発―7:00後山林道塩沢橋―8:00お祭りバス停−8:20鴨沢バス停西東京バスにて―9:10JR奥多摩駅
 

6その他ルートに関する情報・気がついた事など
11/27(土)午後〜11/28(日)午前の日程で全国労山自然保護集会が奥多摩園で開催、兵庫より 摩耶の岡さんと2名で参加、せっかく交通費をかけ奥多摩まで出かけてきたんだからどこか 関東の山に行ってから帰ろうと、雲取山登山を計画した。ガイドブックやインターネットで 調べると日帰りより1泊2日行程の山との情報、11/28(日)午後に奥多摩より雲取山登山口 鴨沢山の家(素泊民宿)宿泊、早朝出発山頂登頂後に山中の三条の湯山小屋宿泊の山行を計画 11/29(月)は天候にも恵まれ、ある程度歩き視界が広がると後ろに雪をかぶった富士山を仰ぎながらの登山となる。1人2人登山者と出会うが1人のんびりと登る晩秋の山の感じだ。 七つ石の小屋1750mからは富士山が綺麗に見える。雲取山山頂2017mは風が強く登山道も凍っていた。北側へ少し下り雲取山荘前で軽い昼食とコーヒータイムを取る。ここから北へ辿ると奥秩父の三峰神社に至る。雲取山山域は奥多摩地域で東京都の水源となっていて、トイレは東京都設置のバイオトイレ使用を義務付けられている。三条ダルミで甲武信岳方面への縦走路と分かれ、三条の湯山小屋へ到着。昼から20時まで日帰り客も500円で温泉に入れる。到着後と就寝前と2回10°C〜20°Cの硫黄泉をマキをくべたり水力発電の電気を利用した加熱器で温めた温泉に入浴し、三条川のせせらぎや三条沢の静かな山域を十分に堪能、今回宿泊時は長野からの若い登山客1名と動物自然調査で入山の2名と私の4名のみ、夕食は熊の肉や山菜、鹿の肉等少しずつあり珍しかった。翌日は竿裏峠を越えて3時間かけ丹波(たば)へ出るコースを予定でいたが、三条の湯山小屋の管理人の方と自然調査で幾度も入山している方のアドバイスを受けて、後山林道を利用で30分ほど登山道を行くと後は林道2時間でバス停へ行けるルートが最適とのこと。翌日はそのルートで下山することにした。 関西より雲取山に行かれる方は1日目に東京より奥多摩駅、西東京バスでお祭りバス停下車2時間半から3時間緩やかな川沿いの道を行き三条の湯山小屋に宿泊して、翌日雲取山山頂に登頂し、七つ石小屋経由で鴨沢へ下山されるルートをお勧めします。今回は静かな晩秋の山行を楽しみ山の中のいで湯に山の料理を味わえて、ゆったりとした山旅をして来ました。

雲取山山頂にて 奥多摩周辺のもみじ
七つ山小屋から富士山
 

報告者氏名 

黒田