山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者
大川、井谷

2山域・ルート
塩見岳

3交通手段
 

4行動記録
 <入山日2011年2月11日 下山日2011年2月12日>
2月10日 20:30神戸出発→翌1:00 大鹿村 道の駅「塩の里」仮眠
第1日 2月11日6:15道の駅「塩の里」出発→車→ 6:50林道ゲート(H1150)出発 → 7:45塩川小屋 →15:50三伏峠小屋(H2580) 冬季小屋内 テント泊(行動9時間)
第2日 2月12日4:00起床→6:00 三伏峠小屋地点出発  →9:45本谷山山頂(2657) → 11:50三伏峠小屋 →13:10三伏峠小屋出発→塩川小屋→17:00林道ゲート (行動11時間)→松川 温泉入浴後 帰神
 

5山行中の問題点・事故に繋がる要因
a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
新雪ラッセル厳しく2日目本谷山到着時、このまま塩見岳山頂に行くには最低あと2日必要なことがわかり、また天候も悪かったため、下山。
b事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
特になし

6山行の問題点、今回の教訓
荷物の重さは18s程
トレースなし。他の入山者は大阪から来た1パーティ二人(2日目三伏峠から下山)のみ。天候 雪(入山中30p程の積雪有)。風 弱し。ガスがかかる。
積雪 標高2600m付近1.5m程。上部80p程はさらさらの新雪。スノーシューでも、雪が深いところでは腰まで沈み、きついラッセルが続いた。
やはりスノーシューが有効。ただワカンのような蹴りこみができず、新雪急坂の上りが難しいが、コース取りで何とかなると思う。ただ、かさばるし、重いのが難点。
塩見岳山頂までは、標高差1900m、片道約11qあり、トレース無の新雪ラッセルでは、最低山中3泊が必要。

7感想
山頂まで行けなかったが、大変奥深く、静かで、南アルプスの冬山は素晴らしかった。
2月に塩見岳の山頂を踏むためには、余裕ある日程と体力と精神力が必要と思った。

報告者 

大川  平成23年2月12日