山行報告書

神戸勤労者山岳会

１参加者
三谷、楜桃田、保木本、西

２山域・ルート
　大峰・芦廼瀬（あしのせ）川本流

３交通手段
　

４行動記録
　＜入山日2011年8月12日＞＜下山日2011年8月14日＞　　

■2011年8月12日（金）

神戸20：00～21：00発→中国自動車道・近畿自動車道→南阪奈自動車道→国道24号→スーパーオオクワ（買い物）→国道168号→国道425号→森林植物公園入口駐車地1：30着

■2011年8月13日（土）

起床6：00→森林植物公園入口駐車地出発7：20→車デポ（白谷林道支線駐車地）7：40→七泰（ナナタイ）ダム駐車地8：20→入渓9：00→七泰ノ滝9：10→（保色滝9：40槙滝9：50）→百間嵓12：20→ヒイラギ谷出合13：20→焼嵓淵14：00→洞窟状の釜を持った8ｍ滝15：30/17：30→トビワタリ谷出合18：10→泊地19：00就寝23：30

■2011年8月14日（日）

起床6：30泊地8：20発→ツボ谷出合→アマワタリ渕の先の左岸枝谷出合（本流遡行打ち切り）10：00→左岸枝谷遡行→3段ナメ滝10：50→左岸高巻→薮こぎ→国道425号へ到着11：30着→七泰ダムの車回収→国道425号到着地12：40発→車デポ地（白谷林道支線駐車地）13：10→425号を東へ→温泉下北山温泉「きなりの湯」・食事14：00/15：30→国道169号→南名阪自動車道→帰神19：30～20：00

５山行中の問題点・事故に繋がる要因

予定のルート・日程で行動出来たか　予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・当初、山中2泊の予定であったが、1泊に変更。（狼返しの滝の上流の堰堤を高まきして遡行終了に変更したこと、及び当初の予定はかなり余裕を見込んでいたことによる。）

・最終日の朝、デポした車のキーを出発地の車の中に置いたことがわかった。予定の終了点まで行くと、車デポ地点から出発地まで国道425号を長時間（5時間以上）歩く必要があることや、参加者の今後の予定を考えると、国道に早く上がり出発地に戻ることの方が得策と判断した。丸尾さんから釣り人が国道425号から入るエスケープルートがあると聞いていたが、検討の結果、ツボ谷・アマワタリ渕の上流の枝谷（谷の名称不明）から国道に登ることとした。（国道まで約1時間半要したが、イ状の多段滝、斜滝、斜面の途中から伏流水が噴出す滝、ナメ滝等があり遡行を楽しませてくれた。国道に出ると比較的交通量があり、紳士的なご主人が運転していた車に１人乗せていただき、出発点まで送って頂いた。皆本当に感謝しています。）
事故に繋がりそうな要因（ヒヤリハット）が発生したか　発生した場合は具体的に記す
　なし
パーティーで山行中の事故に繋がる要因について山行後検討したか
　　なし

６その他ルートに関する情報・気がついた事など

・前夜泊地は森林植物公園の入口の対面の1段高い駐車地とした。東屋、トイレ、（山からの）水がある。

・「折立」のテレメータ雨量観測によれば直前の1週間はほとんど雨が無く、今回、通常より水量が少ないと思う。ただし、水勢は強く足がすくわれ流されそうなところがある。水量が多いときはロープを使った激流の徒渉技術が必要と思われる

・泳ぎやへつりを要するところが多く、水に自信のある人も安全や体力消耗の面からライフジャケットを持参したほうが良いと思う。また、低体温症対策も必要。

・芦廼瀬川本流は全体的にぬめってすべりやすい。

・保色滝、槙滝は引き返して右岸斜めの節理部分（U型鉄棒打ち込み有）～枝谷を小さく高巻く。

・かなり前の芦廼瀬川本流遡行記録時の状態より全体的に砂で埋まっている感がする。核心部の８ｍ滝の手前釜・淵はかなり砂で埋まっていた。

・核心部の８ｍ滝は淵の砂の島より10ｍ程度空身で泳ぎ左岸凹角に取り付く。岩はぬめってすべる。残置ハーケンはぐらついていたので打ち足し、A0でヨイショと登った。

その後もすべり易いが残置ハーケンがある。また、スタンスもあるのでフリクションを確かめながら登る。確保点から8ｍ滝口までの間は微妙なトラバースがあり緊張する。

・入渓点（七泰ダム）から核心部の８ｍ滝まで泊適地は見つからなかった。

・芦廼瀬川本流の下流部は流木が少ない。雨や流木が無いため焚き木ができない場合の対策を行うこと。（代替のガス装備や濡れ対策）

七泰の滝槙滝

核心部の8mの滝十皿の大きい淵

　

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神戸勤労者山岳会

報告者氏名

三谷　　2011年9月9日


七泰の滝	槙滝

核心部の8mの滝	十皿の大きい淵

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神戸勤労者山岳会

報告者氏名

三谷 2011年9月9日

三谷　　2011年9月9日