山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者
三谷、楜桃田、西、新田

2山域・ルート
 比良・安曇川・口ノ深谷

3交通手段
 

4行動記録
 <入山日2011年9月10日>  

■2011年9月10日(土)晴れ

神戸6:30発→名神高速→湖西道路→坊村(地主神社駐車地)8:00→口ノ深谷入渓9:50→形良い8m滝10:20→13m滝11:30→CS滝6m13:00→美しい10m滝→15m滝15:30→965m地点(登山道横断)遡行打ち切り16:20→わさび峠→御殿山コース→坊村(地主神社駐車地)18:50→比良トピア入浴19:50/20:30→桂川PA→帰神23:00  

5山行中の問題点・事故に繋がる要因

  1. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
     なし
  2. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
      ・KNさんは13m滝左岸ガリーを高巻きに際し、ガリーを登り過ぎた。下降ができなくなったので、腕ぐらいの木の根にお助け紐を巻き、2重にしてムンターヒッチ(半マストノット)で懸垂下降した。(約3m)
  3. パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?
     ・13m滝左岸ガリーで約10cmほどの石が音も無く突然KKさんの右足を直撃。   痛みはあったようだが遡行を続けた。翌日、病院に行き診察の結果、右足小指の骨にひびがあると診断された。

6その他ルートに関する情報・気がついた事など

・7m滝、13m滝、CS(チョックストーン)6m滝、15m滝他1箇所、計5箇所で安全確保のためお助け紐を出し、肩がらみでビレイした。
・13m滝の左岸ガリーはハーケンを打ち登った。
・ガイドブックでは遡行時間が3.5〜4.5時間であるが、ビレイや高巻きルートを偵察したため6.5時間要した。
・滝の高巻きは立木や木の根を手がかりにできるがすべりやすく緊張する。ルートファインディングにより最良のルートを選ぶこと。
・紀伊半島を襲った台風12号の影響は見られなかった。水量は少し多め。
・口ノ深谷は全体的にフリクションは良く、滝の直登・シャワークライムが楽しめる。


形の良い8m滝 滝の裏側をくぐる13m滝
チョックストーン6m滝 簾状の15m滝

 

報告者氏名 

三谷  2011年9月15日