山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者
大川、島田、山本

2山域・ルート
六甲・堡塁岩

3交通手段
 

4行動記録
 <入山日2011年9月18日>

8時30分〜15時30分ダッコちゃん、ビスケットチムニー、中央稜下部東南面右カンテ、チビッコフェイス・直上ルート、西稜ノーマルルート、東稜

5山行中の問題点・事故に繋がる要因
a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・ほぼ、予定通り行動できた。
b事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
@西稜ノーマルルートを大川がトップで登攀中3ピン目(カム)を取った後、1.5mほど登ったところで左手の細かいホールドが汗等ですべり3m程度滑落した。
左手小指にかすり傷程度で済み、そのまま終了点まで登る。
(原因)
 ・9月10日(烏帽子岩)、11日(不動岩)、13日(クライミングジム)、17日(鵯ボッカ)と続き、   また、仕事も立て込んでいたことから、疲れがたまっていたのか、朝から体が重く、   最初のダッコちゃんでテンションをかけてしまったほど体調が今一歩であった。
 ・もうすこし足のホールドをよく見ながら、慎重にいくべきだった。疲れると雑になってし まう傾向がある。
(対策)
・年を取り体の回復力が衰えてきているので、無理をしないこと。体調の自己管理を充  分におこなうこと。
・トップをやるには余裕を持って登れるルートが基本。もっと登攀能力を高めること。
 ・島田さんのビレイのおかげで、中間支点のカムで止まりました。トップ滑落時にはビレイヤーは   急激に止めるのではなく(あまり急激に止めると中間支点が破壊される確率が高くな るようです)、滑落状況を見ながら落ち着いて止めることが必要とのことです。

Aトップロープでの最終支点のザイルが交差(ダッコちゃんで)。ザイルの流が重くなってしまった。
 (原因)
 ・トップロープの最終支点が見えにくく、交差したまま登攀した。
 (対策)
 ・セット時、登攀時最終支点の状況を全員で確認すること。

B感想 ・RCの怖さを改めて認識ました。心・技・体が揃わないと事故がおこる可能性が高くなる。

報告者氏名: 大川 2011年9月19日