山行報告書

神戸勤労者山岳会

1参加者
中村、一般1名 

2山域・ルート
兵庫/氷ノ山 ラウンド

3交通手段
 

4行動記録
 <入山日2011年12月22日 下山日2011年12月22日>
12月22日(木)曇り後雪神戸(新開地)4:10⇒7:00福定・新登行リフト駐車場(標高550m)7:35 →8:20東尾根登山口(氷ノ山国際スキー場レストハウス)8:30→9:25東尾避難小屋(標高1000m)(ワカン装着)10:05→一ノ谷(夏道分岐点)11:15 →(尾根直登)→12:10標高1225m地点で山頂登頂断念(昼食)13:00→東尾避難小屋13:30→まど登山口14:00→14:30氷ノ山山麓スキー場上部14:45 →林道終点(ワカン脱)15:15→草出16:00→(車道)→16:45福定駐車場17:00⇒(入浴休憩)⇒21:00神戸(新開地)

5山行中の問題点・事故に繋がる要因
a予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・今回の全行程において、人間によるトレースが全くなかったため、ラッセルに手間取り、時間的な理由から山頂登頂を早期に断念した。 特に、神大ヒュッテ経由の夏道と分岐する一ノ谷以降は、急斜面のクマサザに積もった新雪の重みが不足しており、ワカンで踏み抜くと下部はクマザサの空洞になっており、 脱出に苦労した。
b事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
・なし

6その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す ・1カ月前に鳥取県若桜町側から氷ノ山に入った時とは、積雪の状況が一変しており、歩行距離は伸びなかった。 だだ、クリスマス寒波の襲来の直前のタイミングであり、強風と吹雪に会うことなく無事下山できた。
・今回、草出地区から廃業となっている「氷ノ山山ろくスキー場」経由で東尾根に取り付けないかを確認するために、 「山ろくスキー場」経由で下山したが、出発地点に戻るのに林道と車道を1時間半も歩かなければならず、コース的な魅力に欠けると感じた。
・今回は、「国際スキー場」のオープン期間前であったが、今後の本格的積雪時には、「国際スキー場」の中腹にある東尾根登山口へのアプローチは、 営業時間中に「国際スキー場」の登行リフトを利用するか、営業開始前の早朝に「国際スキー場」の下山スキーコースを登らせてもらうか、いずれかの選択が賢明であると感じた。 特に、福定駐車場から親水公園経由の林道を歩行してアクセスするよりも合理的と考えられる。
           
国際スキー場から東尾根避難小屋までの夏道夏道にほぼ沿って続く鹿のトレース? 東尾根避難小屋
避難小屋から上部の東尾根の登り標高1150mぐらいのラッセルその1 標高1150mぐらいのラッセルその2
山ろくスキー場の残置車両廃業されている氷ノ山山ろくスキー場上部 福定地区からの東尾根登山道入口と国際スキー場・新登高リフト駐車場案内
今回の歩行ルート

報告者

中村  2011年12月27日