山行報告書

神戸勤労者山岳会

1.参加者

大川、井谷

2.山域・ルート

北ア/五竜岳・遠見尾根

3.交通手段
 

4.行動記録

<入山日2012年1月20日 下山日2012年1月22日>            
1月20日(金) 20:30大川邸出発→翌2:30安曇野松川道の駅 仮眠
1月21日(土) 6:30起床→8:00白馬五竜スキー場出発→8:30テレキャビンアルプス平→9:00地蔵ノ頭(H1673)→小遠見尾根(H2007)→
西遠見山(H2268)→15:45五竜小屋(H2500)(テント泊)              
1月22日(日) 3:30起床→6:00五竜小屋出発 →9:45五竜岳(H2814)→12:15 五竜山荘(テント撤収)→13:40西遠見山→
15:00小遠見山→16:00テレキャビンアルプス平 (行動10時間)→入浴後帰神 24時

5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・結果的にはほぼ予定通り。

・地蔵の頭からトレースなく、積雪深くラッセル続いたが、スノーシューの威力もあり、順調に進む。14時頃早めに西遠見山に到着したため、
 ホワイトアウトであったが、白岳を苦労しながら登り、初日五竜小屋まで進む。

・翌日、五竜小屋からアイゼンで出発したが、腰までのラッセルとなったため、引き返し、スノシューに替え、行けるところまで行き、
 H2600辺りでアイゼンに履き替える。

・G2トラバースのルートが難しく、行けそうなルートを取ったが、急峻で、危険を感じたため、ザイルを出し、2ピッチ確保して雪壁を突破した。
 岩と雪が混じったルートは登りにくかった。頂上直下の雪壁もラッセル厳しくヘロヘロになりながらやっとのことで頂上に到着した。
 五竜小屋から頂上まで4時間弱かかった。

・帰りは自分たちのトレースがあり、テレキャビンの最終に間に合うように、一生懸命歩いた。 。
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す

・山行計画書をテレキャビンアルプス平駅ポストに入れる予定であったが、混雑しており、バタバタしてしまったため、出し忘れる。
 次回からは事前に郵便かメールで送るようにしたい。

その他ヒヤリハットは特になし。

c. 山行の問題点、今回の教訓、感想

・厳冬季の北アルプスの厳しさが分かったが、克服する喜びも分かった。

・今回登頂できたのは天候やパートナーに恵まれた事が大きい。

・五竜岳は素晴らしい山だ。

     
       
遠見尾根より鹿島槍を望む五竜山頂からの展望 鹿島槍
       
五竜山頂からの展望 剱岳

報告者

大川  2012年1月23日