2.山域・ルート大川、井谷
3.交通手段白馬岳/双子尾根
4.行動記録
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因<入山日2012年3月17日 下山日2012年3月18日>
3月16日(金) 20:30神戸発→翌2:00安曇野松川道の駅(仮眠) 3月17日(土) 6:306:00起床→安曇野松川道の駅→8:00県道白馬岳線二股(車駐車)(H850)出発→約5q県道歩き→ 10:00猿倉(H1250)→
12:00中山沢(H1600)→双子岩(H1824)→双子尾根→16:00樺平手前のピーク(H2140)地点(テント泊)(歩行時間8時間)(標高差1290)3月18日(日) 4:00起床→6:00樺平手前のピーク(H2140)地点出発→猿倉 →10:45県道白馬岳線二股(通行止め地点)→入浴後帰神 18:30
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由 ・予定を変更し、樺平手前のピーク(H2140)地点で撤退した。
(理由)
・初日(3月17日)は、ほぼ1日雨となり、衣類、寝袋等が濡れてしまい、山行続行について、装備面でのリスクが大きくなった。
・直前30p程の新雪(湿雪)があり、また気温が高かったため、雪が緩んでおり、アイゼンでは前に進まず、スノーシューでは急斜面での滑落の危険があったので、計画通りの進行が困難となった。
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す ・特になしc. 山行の問題点、今回の教訓 ・雪山で雨がふる時は、リスク(低体温症、雪崩、装備不良等)が増すので、十分な準備と慎重な判断が必要。
・今回午前1時頃から1時間半程強風が吹き続け、稜線上の小ピークに張ったテントがあおられ、テントの天井が全身を抑え付ける位まで傾き、
テントごと吹き飛ばされ急斜面に落ちる危険を感じた。テントの固定をピッケル等で強固にしていて良かった。幸い風は明け方におさまった。
テントも無事元の場所に留まり無事であった。ポールは少し曲がったが、折れることはなく助かった。
・下山時、前日トラバースした中山沢の我々トレースが、雪崩で流されていた。登山中にも時々雪崩発生の轟音を聞いた。
これらの雪崩の原因は気温が上がり、雨が降ったためと思われる。・反省として、今回の悪天対応のため、出発を1日遅らす方法があった。
報告者