2.山域・ルート井谷、大川
3.交通手段北ア/剱岳早月尾根
4.行動記録
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因<入山日2012年4月28日 下山日2012年4月29日>
4月27日(金) 20:30神戸→25:00流杉PA 4月28日(土) 流杉PA〜6:30馬場島〜早月尾根〜12:30早月小屋(テント泊) 4月29日(日) 5:50早月小屋〜早月尾根〜9:40剱岳山頂〜11:40早月小屋12:40〜14:10馬場島〜神戸
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由 ・天気に恵まれ、1日早く下山した。
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す ・特になしc. パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか ・特になし
・残雪期の剱岳に行ってきました。5月15日までは、富山県に計画書を提出して受理してもらう関係から敷居が高かったのですが、計画書を提出したところ思いのほか、
スムーズに富山県庁から許可がおりました。2日とも天気に恵まれ楽しい山行になりました。
この時期、馬場島手前から歩くことも珍しくないようですが、幸運にも馬場島まで入ることができました。馬場島から登山道に入ると積雪がありましたが、
夏の登山道もちらほら見え隠れしており、馬場島の登山指導センタの方によると例年に比べ積雪は少なかったようです。
それでも馬場島の標高が760m、早月小屋が2210mで1日目の登りは1450mの標高差があります。途中、急な登りもあり、大変長く感じました。
今回は新雪がなく6時間ほどで登れましたが、新雪があれば大変苦労しそうです。早月小屋は、屋根まで埋もれていましたが、ゴールデンウィーク中は営業しているようです。
夏は、広々としたテントサイトや広場がありましたが、全て雪に埋もれています。店主の方も数日前に苦労して登ってこられたとのこと、
今シーズンは私たちが初めての登山者とのことでした。ビールを購入し楽しい昼下がりを過ごしました。
この日はその後、4パーティーほど登山客があり、早月小屋に泊まったようです。
2日目も快晴のもと順調に剱岳を目指しました。途中の雪壁の登下降でザイルを使いましたが、獅子頭、カニのハサミにも雪尾はなく岩が多く露出した状態でザイルは不要でした。
剱岳山頂からは、八峰、北方稜線、小窓尾根など四方にバリエーションルートを望めます。機会があれば、チャレンジしてみたいものです。
今回の山行でガイド登山が多いのにチョット驚きました。早月尾根を下降するときアンザイレンして隊列を組んだパーティーに4組もあいました。
帰宅後、調べてみると剱の積雪、残雪期に多くのガイド登山が企画されていることを知りました。登山ガイドの方、大変ご苦労様です。
早月小屋 | 剱岳頂上鳥居 |
報告者