山行報告書

神戸勤労者山岳会

1.参加者

三谷、楜桃田、生田、大石

2.山域・ルート

台高/蓮川・ヌタハラ谷(追悼山行)及び名倉谷川・中の谷

3.交通手段
 

4.行動記録

<入山日2012年7月15日(日)  下山日2012年7月16日(月)>

           
7月15日(日)  神戸10:00---ヌタハラ谷入渓口(Mさん追悼)---中の谷入渓口16:00(テント泊)
7月16日(月)  中の谷入渓口7:40---大タイ滝8:30---ゴルジュ(七つ釜)9:30〜10:30---(高巻き)---山径(11:10)撤退判断---標高約280m地点再入渓し下山
---中の谷入渓口13:00---スメール入浴---帰神18:30             

5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・当初7月14日(13時)発の予定であったが、天候不順のため15日(10時)発に順延した。

・ヌタハラ谷でのMさんの追悼は、夫婦滝(2010年8月に他会主催の山行に参加したMさんが遭難死した滝)まで行かずに入渓口で行った。
お花や、お線香と一緒にタバコをお供えしたところ、待ってましたとばかりにタバコが大好きだったMさんが一気吸いされているようでした。
また、釣りをやってみましたが、なかなかうまくいかずに3人中2人は1匹(小さめサイズでリリース)、1人は坊主に終わりました。まだまだ修練が足りないようです。

・中の谷ゴルジュ(七つ釜)で釜を持った4m滝を突破出来そうにないので、左岸から高巻きを試みたが途中で道が途絶え行き詰った。
その上流の5m滝も突破出来そうにないので引き返し、右岸を高巻いて山径に出、再度ナメ12m滝あたりから入渓しようとした。
しかし、山径は荒れていて所々ロープが張られているが、ぬめっていて滑り易く下山時の危険性があることと、
ゴルジュで時間を費やしたため下山時間の遅れが予想されることから残念であるが撤退の判断を行った。
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
・特になし
c. パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか
・特になし
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す

・下山の山径は丸太を組んだ朽ちかけた橋があったり、山崩れで寸断されていた。山崩れの箇所は安全な下方に向かって降り横断した。降雨時は落石の危険性があると思う。
標高約350m付近の山径より再び中の谷(標高約280m地点)に降り下山した。
谷中の深みや釜では、ラッコ泳ぎでプカプカ浮かびながら下降したり、飛び込んで水しぶきに歓喜した。
蛭に4人で計約30匹取り付かれた。但し、早期発見のため献血は1匹で済んだ。
なお、隠れていた小さい1匹をお持ち帰りとなった人が1名いた。

報告者

三谷 2012年7月19日