2.山域・ルート大川
3.交通手段白山・加賀禅定道ピストン
4.行動記録
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因<入山日2012年10月6日 下山日2012年10月7日>
10月6日(土) 3:45出発→8:10白山一里野登山口(H600)→11:30しかり場分岐→12:00長倉山(H1660) →13:00奥長倉避難小屋(H1771) →14:30天池室跡 (行動6時間20分) テント泊 10月7日(日) 3:00起床→4:30天池室跡出発→7:00七倉山分岐(H2520)→8:30大汝岳→9:30御前岳山頂(H2702)→(帰路)→11:00七倉山分岐→道を間違え、釈迦新道を高度450m程下降、登り返し12:30七倉山分岐→14:20天池室跡→15:30奥長倉避難小屋→16:00しかり場分岐→17:30登山口白山一里野スキー場ゴンドラ山頂駅 (行動13時間)→岩間山荘泊 10月8日(月) 帰神
<天気の状況>
6日曇り17時頃から小雨。7日は出発時ガスがかかり視界悪し。七倉山分岐あたりからガスが吹き付け小雨、大汝岳〜御前岳山頂は雨上がるも風速15〜20mの強風。帰路はガスがかかり雨は本降りとなる。16:00しかり場分岐付近から天候回復
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由 ・帰路、七倉山分岐で道を間違え、釈迦新道を高度450m程下降、ガスが晴れ見えた景色に違和感を覚え、地図で現在位置を確認、道間違えを確認後 間違えた場所まで登り返した。結果1時間30分ほどロス。最終下山時刻が予定より2時間ほど遅くなってしまった。
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す 1.上記の通り道間違いを起こす。
(原因)
・ガスと風と雨で視界が悪かった中、@事前の地形図の読み方が甘く、A時間的にも予定より遅れてあせりがあり、B分岐を見落とし(道標があったが、1人の登山者がその前に立っており、道標をよく確認しなかった。)目の前登山道を直進してしまった。(予定ルートは右に曲がる)
2.天池からしかり場分岐までの下降時、雨が本降りとなり、木道と粘土質の急斜面で3回ほどスリップした。怪我はなかった。
(原因)
・濡れた木と粘土質の土は大変滑りやすいので、細心の注意を払うべき。c. )パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか? ・上記の通り。
・高度差2100m、歩行距離往復で約40kmの厳しいルートで、山行計画に余裕がなかったと思う。条件が良ければすんなり行けると思うが、今回のように天気が崩れると、難易度が増す。
・冬の白山登山の下見で入ったが、白山山頂までは相当難しいことがわかった
・コースはすばらし。「天池」あたりから見える景色は(添付写真の通り)、天空の楽園みたい。遠くに、紅葉の平原から、崖を一機に落ちる「百四丈の滝」が見えた時は感動した。白山は何度も行ったことがあるが、この場所がベストだと思う。
・冬でも山中2〜3泊で七倉山までは行けそうな気がする。また挑戦したい。
報告者
大川 2012年10月9日