山行報告書

神戸勤労者山岳会

1.参加者

L中村(淑樹)田中、旅田

2.山域・ルート

小川山・クライミングエリア・スラブ状岩壁 ガマルート

3.交通手段
 
4.行動記録
<入山日2012年10月7日 下山日2012年10月8日>                                                                                                      
10月6日(土)小雨後、くもり 21:00舞子・明石発〜大阪経由〜10/7 6:00小川山・廻り目平キャンプ場着
10月7日(日) クライミングエリアの散策(スラブ状岩壁、屋根岩2峰等の各ルートの取り付き偵察)廻り目平キャンプ場泊              
10月8日(月) 小川山八幡沢周辺エリアのガマルート (8P、 最高グレード5.8) の登攀 終了点からは約45mの懸垂下降1回の後、下山道利用  (8:00 1P目8:00開始8P目12:15終了懸垂下降終了13:30) 午後、玄関岩でトップロープによるボルダリング 金峰山荘で入浴後、17:00発 〜(中央道)〜25:30頃 舞子・明石着
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
 
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・往路の中道道の伊北−諏訪間が重大事故による通行止めになったが、それ以外は予定通りに行動できた。
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
・特になし                 
c. )パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?
・上記の通り。                  
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す

前日の午前中までの雨も乾き、秋晴れでほとんど風もない最高のコンディションで、かつ、取り付いているのも先行の1組だけで、後続もなく、焦ることなく確実に登ることができてよかった。なお、このガマルートは、小川山の超入門マルチピッチルートされているが、私たち3人には充分すぎる手ごたえと充実感が得られた。 ガマルートの終了点にある懸垂下降用の残置支点は、ほとんど使用されていない思われるRCC型ボルト2本の古い支点とハンガー型ボルト3本と残置カラビナ3個を捨て縄で連結してある新しい支点があるが、新しい支点の捨て縄のロープスリングの1本がハンガーボルトのところで切れかかっていたので、持参していた太いテープスリングを追加して補強した。メジャーなルートでも、捨て縄と捨てカラビナは念のため持参しておいた方が、こんな時に迷いが生じなくてよい再認識した。

1P目ガマスラブ 2P目 3P目
屋根岩 右が2峰 左が3峰 終了点 終了点
終了点支点の補強 45m懸垂下降

報告者

中村  2012年10月20日