2.山域・ルートCL千賀、南山、西
八方尾根・唐松岳3.交通手段
4.行動記録
<入山日2012年11月22日 下山日2012年11月23日>5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
11月21日(金) JR西宮南発21:30 名神-中央道-豊科IC 八方スキー場駐車場3:30(車中泊) 11月22日(土) 八方スキー場アルペンクワッド発9:20→八方池山荘9:50→下の樺11:30−12:00→八方池12:30 幕営 11月23日(日) 八方池9:00→下の樺上部10:00→ 八方池10:15→八方池山荘11;00→駐車場12:00 白馬ハイランドホテル(入浴)経由で神戸
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由 ・12/22 下の樺上部の積雪不安定の為進行せず、八方池まで戻りテント泊。
・12/23 テント撤収後、下の樺上部まで散策し下山した。b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す ・なしc. )パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか? ・なし
・入山前の天気予報
12/22は南岸低気圧の影響を受けるが大荒れとはならず行動可能。
12/23朝は日本海に発生する低気圧と先に通過した南岸低気圧の間に挟まれ北アルプスの等圧線間隔は広がり晴れ(疑似好天)、
午後は日本海低気圧が通過して等圧線間隔は非常に狭くなり急速に天候が悪化、行動不能になると判断。
天候悪化のリミットは15時、予報との誤差を考え12時までに下山することとした。
・行動予定
この予報に基づき12/22は上の樺で泊、12/23は未明から唐松へピストンし下山する予定を立てた。
・結果
下の樺上部の斜面でクラスト層の上に新雪が20-30cmつもり非常に不安定な状態であった。このため雪崩の判断が出来ず、進行することが出来なかった。
また下の樺も風が非常に強くテントは張れず八方池まで戻りテント泊した。
12/23は下山のみの予定であったためゆっくりと起床しまったりとしていたが、あまりの快晴に我慢できず、テント撤収後10時下山開始との判断で上部散策を行い下山した。心配した前日までの積雪はすべて飛ばされクラスト面が出た状態になっており雪は安定しており行動の支障はなく、未明に起床しアタックすべきであったかもと後悔が残った。11時過ぎ、急速に雲が発達・発生しはじめ、下山完了した12時には麓でも小雪が舞う天候となり 積雪・雪崩に関する知見を増やす必要があると感じた。
報告者
千賀 2013年1月7日