山行報告書

神戸勤労者山岳会

1.参加者

スタッフ:L南山、SL1田中(真)、SL2森下、島田、犬飼、西
受講生:大塚、旅田、三浦、飯塚、高田、松本、辻本

2.山域・ルート
坊村〜武奈ヶ岳〜八雲が原〜北比良峠〜イン谷口

3.交通手段
  電車・バス・タクシー
4.行動記録
<入山日2013年1月26日 下山日2013年1月27日>                                                                                                      
1月26日(土)曇り午後から雪 9:30坊村着(バス)9:55着(タクシー) 10:15出発 〜11:25(標高650m付近)小休止10分 〜12:30 アイゼン装着 〜13:30御殿山大休止 〜14:50武奈ヶ岳 頂上 〜八雲ヶ原15:50テント設営
1月27日(日)曇り雪雪 5:00 起床 7:35テント撤収完了 7:40 八雲ヶ原発 〜 (8:35 休憩 10分) 〜 9:05 北比良峠 〜 (10:15 休憩 10分) 〜(10:30 弱層テスト・ビーコン捜索 50分) 〜 (11:40 ワカン脱 10分) 〜 11:55 大山口 〜 12:10 イン谷口
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
 
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
・1/26午後から27朝にかけて降雪があり(八雲ヶ原で20〜30cmの新雪)総合的に判断して27日の行動を変更した。堂満岳は回避して北比良峠よりダケ道を下山。
・予定の電車に乗れなかった受講生が2名いたが、新幹線、タクシーを使い結果的には計画通り坊村を全員で出発できた。                                  
             
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
・なし                 
c. )パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?
・なし                  
6.山行の問題点、今回の教訓

@電車のリスク
 各自最寄りの駅より乗車することとしていたが、乗り継ぎ等で乗れなかったメンバーが2名いた。最悪の場合山行中止、計画の変更もありうるので余裕をもって行動することが大切である。

A2/26御殿山手前で行動スピードを上げるためにアイゼンを装着した。アイゼン歩行の実践トレーニングができて良かった。

B2/27はワカン歩行であったが、アイゼン、ワカンの装着脱着に時間がかかっていた。手袋を付けて自宅での事前練習が必要。

C西南稜は風が強い中での行動体験ができた。

D今回は装備、食糧、記録などの担当を受講生に任せ、事前の準備、割振り返却調整等してもらい責任持ってやってくれた。今後の山行でも任務を明確にしていく事が大切である。

E行動中は受講生の皆さんに体力的に目立って劣った人はいませんでした。ボッカトレーニングの成果と思われます。


《参加者の感想》

・パッキングについて、自分なりに考えて工夫したつもりでした。しかしテント生活を通して、改善すべき点が数多くありました。
それらに気付くことができました。テントの中ではメンバーの方から、パッキングを始め色々とアドバイスを頂きましたので、これからの山行に活かそうと思います。
また、弱層テストやビーコン捜索では、私が次回参加できないということで優先的に実技をさせてもらいました。ご考慮頂きありがとうございました。関心をもっていたことなので、経験できて大変嬉しかったです。

(辻本)

・初めての雪山テント泊も経験でき断層試験等と学びの多い2日間でした。
ありがとうございました!

(旅田)

・久々のテント泊。寒波が太平洋側にもやってくるということで少し心配もありましたが、天候はさほど荒れることなく、夜は贅沢な鍋料理をごちそうになりました。
雪が夜の闇を照らしてほのかに明るくしんしんとした感じがとても気持ちよかった!
山行に参加するたびに課題出てくる様な感じですが、少しずつクリアできたらと思っています。リーダー、スタッフの皆さま今回も本当にありがとうございました。

(松本)

・今回は冬山教室二回目の山行。
一回目の三室山では初めての雪山のただただ新鮮な楽しさを味わいましたが、今回の武奈ヶ岳で私はラッセルの楽しさに本格的に目覚め、そして読図の難しさと重要性を再確認しました。
やはり雪山は想像していた通り本当に楽しく、難しいです。
次回、氷ノ山を心待ちにしつつ読図などを勉強して備えるようにしたいと思います。

(大塚)

・今回初のテント泊でしたが、テントの設営や寝床の準備、撤収などでもたつくことがありました。
またテント内はスペースが限られており、荷物の整理をうまくやらないといけないなと感じました。
次回の氷ノ山の課題にしたいと思います。夜の寒さが心配でしたがテント内は思っていたよりも快適でしたし、夜の鍋がとてもおいしかったです。

(高田)

・初めての雪山テント泊でしたが、道具の扱いやテント生活のことなど丁寧に教えていただき、雪山を安全に、より楽しむための基本が学べました。
スタッフの皆様、ありがとうございました。

(三浦)

●山行レポートはこちら ⇒ 山行レポート

報告者

南山 2013年2月10日