山行報告書

神戸勤労者山岳会

1.参加者

野田(CL) 玉田(SL) 犬飼 北原

2.山域・ルート

穂高連峰 北穂〜奥穂〜前穂

3.交通手段
貸切バス              
4.行動記録
<入山日2013年9月21日><下山日9月23日>                                                                                                      
第1日目 上高地6:00→河童橋6:30→横尾9:30→本谷橋11:00→涸沢13:00テント泊
第2日目 涸沢5:30→北穂高岳9:30→涸沢岳12:00→穂高岳山荘12:30〜13:00→奥穂高岳14:05〜14:25→穂高岳山荘15:50 テント泊
第3日目 穂高岳山荘4:50→奥穂高岳5:50→紀美子平7:30→前穂高岳8:05→紀美子平8:55→岳沢小屋11:55→上高地13:20
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
 
a. 山行は予定の内容・日程で行動出来たか
予定通り
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
前穂高岳直下の岩場で、落石が起こり△30cm×W5cm位の岩3個がAさんを直撃した。
2個はよけたが、3個目が大腿部にあたったが、軽い内出血で済んだ。
重太郎新道上部の急斜面のガレ場を下降中、Bさんがバランスを崩し前方に2回転した後、 約5m、頭を下にした状態で滑落した。
ガレ場最下部の登山道で止まりかけた所を、他の登山者が止めてくれた。首を痛めたが自力で下山した。
        
c. パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?
絶対落石を起こさないことが重要。ゆっくり慎重に行動すること。
急な状況の変化に対応するためには、体力、筋力、バランス感覚を鍛えることも必要。



6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す
以前はヘルメットをかぶった登山者はごく少なかったが、今回約50%の人がヘルメットを着用していた
。自分の身を守るだけでなく、落石を起こさない心構えにもつながると思われ、非常に良いことだと思う。
初めての貸し切りバスは、予想以上によく眠れ1日目から体調がよかった。帰りの渋滞も大きく迂回していたが、結局1時間弱の遅れで三ノ宮に到着でき、さすがプロと思った。
3日とも晴天とメンバーに恵まれ、とても楽しい山行になりました。
メンバーの皆さま、本当にありがとうございました。
       
 

報告者 野田 展子   平成25年9月30日

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