山行報告書

神戸勤労者山岳会

1.参加者

中原、大石、大川、山本、井谷、野田、三谷、西

2.山域・ルート

北アルプス 錫杖岳 左方カンテルート、一ルンゼルート

3.交通手段
4.行動記録
<入山日 2013年11月2日。下山日2013年11月3日>                                                                                                      
第1日 11月1日20時 2台の車に分乗して神戸出発―栃尾温泉道の駅で仮眠
第2日 11月2日【晴】 道の駅6:00−中尾温泉駐車場6:30−8:00錫杖沢出合―テント設営後前衛フェースへ
<左方カンテルート…中原―三谷、山本―西> 
取付き10:00−6P終了点14:30〜15:10(山本―西Pは7P目も登攀)−注文の多い料理店ルートを3回の懸垂下降で北沢に下降―17:00北沢―18:00テント場。
<一ルンゼルート…大石―大川、井谷―野田>
(大石―大川P)
取付き09:50−13:35横断バンドー同ルートを懸垂下降―17:10〜17:30取付きーテント場
(井谷―野田P)
取付き10:30−7Pで登攀中止―大石―大川Pと一緒に下降―18:40テント場
第3日 11月3日【雨】 テント場7:00−8:00中尾温泉
5.山行中の問題点・事故に繋がる要因
 
a. 予定のルート・日程で行動出来たか 予定ルートをはずれた場合あるいは日程が異なった場合はその理由
11月3日は当初登攀予定であったが雨のため登攀を中止して下山した。     
  
b. 事故に繋がりそうな要因(ヒヤリハット)が発生したか 発生した場合は具体的に記す
<左方カンテルート>  
・3P目で、本来右上するべきところを直上してルートを外してしまう。セカンドに一旦登ってもらい、一緒に到達点から懸垂下降で本来のルートに戻る。

<一ルンゼルート>  
・3P目で、本来のルートの右を登りルートから外れてしまう。次のピッチで本来のルートに戻る。  
・後続パーティのサポートをする際に下降器(ルベルソキューブ)を落としてしまう。予備の下降器で行動を続ける。  
・7P目で、リードがルートを外してしまい、約3m墜落。以後、先行パーティのサポートを受けた後下降する。  
・6P目の懸垂下降でルートを外れて下降、登り返しで本来のルートに戻り下降を続ける。     

c. パーティーで、山行中の事故に繋がる要因につき、山行後検討したか?
下山後、中尾温泉で反省会実施。     
6.その他、ルートに関する情報・気がついた事など記す
 ・左方カンテ、一ルンゼ共ルート整備されており、ビレイ点以外はピッチ上の残置支点はほとんどない。カムのセット場所が限られたピッチもあり、ランナウトするところもある

報告者

中原 2013年11月6日