山行記録
宮永
記録 宮永
参加者 北口(L) 杉田 坊垣 尾崎 庄司 西 宮永
コース 真砂町〜神社(登山口)〜小大日山〜大日山〜大日小屋(加賀甲)〜神社〜真砂町
行動記録
1/ 9(金)
22:00 事務所発 →2:40 石川県江沼郡山中町九谷町着 仮眠
ここまでは県道で除雪をしている
1/10(土) 曇り 夕方より雪
6:45 起床 約6Km先の山中町真砂町まで車で移動。ここからは町道で除雪は
していない。
林道に積雪あり。轍の跡が深くなっていく。行ける所まで入り、林道脇に駐車。
身支度 をする。
8:30 真砂町発(H=411)
8:55 神社前(登山口)より徳助新道へ 〔徳助新道:登山口〜小大日山〜大日山〕
最初にとりつく場所を探すのが難しい。山容を眺め、どの尾根か見当をつけ
て登り始める。急な登りで、しばらく歩くと雪も深くなったのでワカン装着。
10:30 休憩 約10分間(H=800付近)
その後、まだしばらく急な登りが続く。膝上のラッセル。
H=1000付近からは緩やかになり、雪もあまり沈まず歩きやすくなる。
13:25 小大日山山頂(△1198.4)
残念ながら、眺望は望めず。テント場を探しながら、大日山方向へと下る。
13:35 テント場着
山頂より南東に少しだけ下ったところにて幕営。
1/11(日) 雪
6:00 起床 夜の間にかなりの積雪。テントの入り口も雪で塞がれ、ワカンなしでは
トイレに行くにもひと苦労。
8:40 テント場発
東へ向かうところを、南に降りていることに、しばらく歩いてから気付く。
雪のため眺望がきかず、方向がわかりにくい。テント場まで戻り、軌道修正。
10:40 休憩 約10分間(H=1153付近)
11:15 H=1240付近で位置確認
前夜の積雪でラッセルの苦労を心配していたが、大日山手前の急な登り以外
は思ったよりスムーズ。それよりも、雪で視界が悪いため、地図を見ながら
コンパス、高度計、GPSのデータを総合してルートを探すのが難しかった。
12:15 大日山山頂(H=1368)
雪のため景色が見えず残念。さぞ素晴らしい大パノラマであろうと思いつつ
大日小屋へと地図上で池洞新道と思われる方向に下る。
〔池洞新道:大日山〜大 日小屋〜登山口〕
山頂からの下りは尾根がはっきりせず、少し北寄りを歩いてしまったので、
鞍部を目指して下り、軌道修正する。鞍部からはしばらく、緩やかな登り。
その後急斜面を登りきると、丸みを帯びた真っ白な山の上に煙突と屋根が見えてきた。
14:00 大日小屋着(H=1312 加賀甲)
1/12(月) 快晴
6:00 起床 うわ〜っ!夜明け前のオレンジ色に染まり始めた空に、山々がくっきり
見えている。やがて夜が明けると、そこには青い空に真っ白に輝く大日山、
奥には加賀白山、経ヶ岳、連なる雪の山々・・・。本当に綺麗!
研ぎ澄まされたような美しさに、身がひきしまり、心が洗われるようだ。
歩いてきた小大日山〜大日山の稜線、大日山からこちらに向かうトレースが
はっきり見えるのが、何ともいとおしい。下ってしまうのがもったいない。
雪景色をゆっくり堪能し、目と心にしっかりと焼き付けてから出発する。
9:00 大日小屋発
樹氷がきれいだ。冬山独特の澄みきった朝の空気と、山々の眺望を満喫し、
名残りを惜しみつつ下る。しかしH=1150付近まで下って、尾根を間違
えたことに気付く。眺望が良すぎたため、西に向かうところを、南西に伸び
た顕著な尾根が目につき、目的の尾根と思い込んでしまったのだ。
間には深い谷があるので、登り返さないとトラバースできない。
10:40 H=1250付近まで登り返し、目的の尾根へとトラバース。
11:55 休憩 約10分間(H=990付近)
樹林帯では見通しがきかず、遠くまで続いている尾根か、短い尾根かがわか
りにくい。H=892を過ぎたあたりで左に寄りすぎると、違う沢に下りて
しまうので注意しながら進む。時々赤布を見かけるが、見失ってしまう。
尾根をH=650付近まで下ったあたりから、北へ、沢の方へと下る。
雪の少なくなった急な斜面は滑るので、途中でワカンをはずし、慎重に沢ま
で降り、落ちないように注意して沢を渡り、無事下山した。
14:00 神社前(登山口)
14:20 真砂町林道 駐車場着 車はあまり雪には埋まらず、脱出できた。
15:15 山中温泉着 入浴
16:00 山中温泉発
20:45 神戸着